IT業界の経営者たちの間で長く語り継がれてきた伝説の名著が待望の復刊! 本書に登場するキーパーソンによる当時を振り返ったインタビューも追加され、さらに読み応えが増した『ザ・スタートアップ ネット起業!あのバカにやらせてみよう』(岡本呻也:著)が2024年5月8日ダイヤモンド社から発売されます。

岡本呻也:著 『ザ・スタートアップ ネット起業!あのバカにやらせてみよう』 ダイヤモンド社刊

■日本が初めてネットバブルに沸いた2000年前後に、今の日本の基盤は作られていたーー

 ネット黎明期を生きたあの起業家たちーー真田哲弥氏、板倉雄一郎氏、松永真理氏、堀義人氏、小池聡氏、松山太河氏、夏野剛氏、小澤隆生氏、堀江貴文氏、川邊健太郎氏、宮城治男氏、松本大氏らの激動をまとめた、『ネット起業!あのバカにやらせてみせよう』(文藝春秋刊)が出版されたのは2000年。インターネット誕生前夜に、その可能性を見出したネット起業第一世代の奮闘を描いたドキュメンタリーで、その後多くの起業家たちに影響を与えたバイブルになりました。

 今回復刊された本書は、かつての書籍の原稿をそのまま収録するだけでなく、前作では構成上やむなくカットされたヤフー元社長、小澤隆生氏の「幻の原稿」が復活。あわせて、本書に登場するキーパーソンによる当時を振り返ったインタビューも追加しました。時代が変わっても決して変わることのない普遍的な価値観と、時を経て変化したことが明確になり、時代を重層的に考察でき、前作以上に読み応えが増しています。

 現在、スタートアップに対する日本国内の年間投資額はもうすぐ一兆円に達し、起業支援サービスや、起業に関する情報も溢れています。起業は、もはや一部の変わり者(本書で描かれる“あのバカ”)だけが挑戦するものではなくなり、本書の舞台となるネット黎明期と令和のスタートアップでは環境がまったく異なるため、「今さらそんな昔話を読んでも意味がないだろう」と思うかもしれません。

 しかし「成り上がってやろう」という若者の熱狂と、自分が立ち上げる事業を信じ切る勇気、仲間との信頼関係ーー。当時、日本に存在しなかったものをゼロから作ろうと奮闘した、泥臭くも胸が熱くなるエピソードの数々は、令和を生きる若き挑戦者たちにも読み継がれるべき「バイブル」となるはずです。

■目次
復刊に寄せて 長野泰和氏(株式会社ANOBAKA)

プロローグ

Chapter1 原点はダイヤルQ2にあり

【解説】真田哲弥氏(Blocksmith & Co.社長、Klab取締役会長ファウンダー)

Chapter 2 ビル・ゲイツに睨まれた男

【解説】板倉雄一郎氏(随筆家・投資家)

Chapter 3 ゴールドラッシュの予感

【解説】小池聡氏(ベジタリア社長)

Chapter 4 誕生 ビットバレー

【解説】宮城治男氏(ETIC.創業者)

Chapter 5 敗者復活戦としてのiモード

【解説】夏野剛氏(KADOKAWA社長CEO、ドワンゴ社長CEO)

Chapter 6 もう一人の“あのバカ”

【解説】小澤隆生氏(BoostCapital代表、LINEヤフー顧問、ZOZO取締役)

あとがき サラリーマンのみなさんへ

■『ザ・スタートアップ ネット起業!あのバカにやらせてみよう』

著者:岡本呻也

定価:2,200円(税込)

発売日:2024年5月8日

発行:ダイヤモンド

判型:四六判・並製・1C・536頁

https://www.amazon.co.jp/dp/4478119813

■著者プロフィール:岡本呻也(おかもと しんや)

ジャーナリスト。1965年愛媛県生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、1987年プレジデント社入社。20代に全国のベンチャー企業経営者200人を取材する。1993年から1997年まで月刊『プレジデント』の編集にあたり、経済ルポから歴史・仏教記事まで幅広く制作。1999年同社を退社。ジャーナリストとして活動するほか、東北大学大学院法学研究科客員教授や国立長寿医療研究センター研究所客員研究員などを務めていた。2016年3月3日、脳内出血のため死去。

※リリース内の画像・写真は、本書籍に関わる報道を目的とした使用に限ります

配信元企業:株式会社ダイヤモンド

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