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迷惑なカスタマーハラスメントには企業として毅然として対応してほしいところだが、そうした方針をまだ打ち出してない企業も多い。その場合は現場の従業員が犠牲になりがちだ。

静岡県の30代後半の男性(エンジニア/機械・電気・電子・半導体・制御)は、ホテルの受付で仕事をしていた時、「お客様が激高し、怒鳴りながら近づいてきました」という投稿を寄せた。何と言ってきたのだろうか。(文:林加奈)

「俺はもう酒飲んでるんだ!飲酒運転しろってことか?」とさらに怒り出し…

クレームは次のような内容だった。

「当ホテルの提携駐車場に車を止め、その駐車券をズボンのポケットに入れたまま洗濯してしまったため、このシワシワになった駐車券は使えるのか? 使えなかった場合はどうしてくれるんだ?という内容でした」

誰のせいかと言えば、間違いなくクレーマー本人のせいだ。にもかかわらずホテルに怒鳴り込むのは、理不尽以外の何物でもない。

「既に遅い時間ということもあり、駐車場の管理会社に連絡しても繋がらず、管理会社の営業時間(次の日の朝8時以降)にならないと連絡つかないと伝えると『俺は7時には出たいんだ』と、さらに激高されました。では『今からお客様が実際にその駐車券が使えるかどうか試されてはどうですか?』と伝えると、『俺はもう酒飲んでるんだ!俺に飲酒運転しろってことか?』と、さらに怒り出しました」

男性は仕方なく客と提携駐車場まで同行し、男性が客の車の運転をして駐車券が使えるかどうか確認することになった。すると「幸い、問題なく使用することができた」という。しかし

「そもそも自分が誤って駐車券を入れたまま洗濯したのにもかかわらず、なぜ、我々に激高してくるんだ?と思う出来事でした」

と、当然の疑問を投げかけていた。

※キャリコネニュースでは「あなたが目撃した衝撃クレーマー」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/BNPYRIJ9

理不尽すぎるクレーマー「駐車券をポケットに入れて洗濯してシワシワになった。どうしてくれるんだ?」