【男性に聞いた】デートで奢られるのが嫌な「本当の理由」

かつては男性が女性に奢るというのが常識でしたが、それは徐々に変化してきているというのが現状のようです。 それにもかかわらず「女性から奢ってもらうことに抵抗がある」と感じている男性も少なくないでしょう。 では、男性が割り勘を歓迎しながらも、女性からのご馳走を受けつけられないのはどうしてなのでしょうか? 今回は、そんな気になる男性の複雑な心を明らかにしていきたいと思います。

なぜ男性は割り勘がうれしいのか?

女性とのデートで男性が「割り勘はどう?」と提案し、それが女性をがっかりさせるシチュエーションは少なくありません。 なぜ、女性に不愉快な印象を与えることを覚悟で、男性は割り勘を提案するのでしょうか? 女性が「割り勘」と聞くと、その男性に対して「ケチな印象」を持つこともあるでしょう。 しかし、男性が自分自身で割り勘を提案する背後には、男女平等という現代社会の流れがかかわっています。 男性と女性の収入差も縮小している最近では、男性側が「割り勘」を望む理由として、対等な立場でいたいという思いがあると見られています。 しかし、それを行動に移す男性は実際はまだ少ないようです。 食事代を割り勘にしたいと思っていても、自分から多めに支払うといった行動にとどまっている男性が多いと言われています。

女性から奢られると、男性のプライドは傷つく?

一方、女性側から見れば「男性が支払いをしてくれた方が、男らしさを感じて好感を持つ」という意見が見られます。 逆に女性が男性にご馳走すると、男性の本音としては「奢られるのは嫌だ」という感情が多く見られるようです。 これは男性のプライドとして「女性から奢ってもらうこと」を許容しきれない面があるからでしょう。 「男性として、女性にはいいところを見せたい」「カッコいいと思われたい」といった気持ちが背後に存在するのです。 そのため「割り勘にしましょう」という提案を受けて「じゃあ、私が奢ります」と返答することは、男性のプライドを傷つけてしまう可能性があるので注意が必要です。

現在の男女における割り勘状況を探りました!

では現在のカップルは、デートのときの支払いはどのようにしているのでしょうか? 実際に聞いてみました。

割り勘派

・「彼女との食事は基本的に割り勘です。事前に話し合って、お互い対等であることを大切にしているからです」(20代/男性) ・「高級レストランでは自分がより多く支払いますが、カフェなどでは割り勘が基本です」(20代/男性)

男性が払う派

・「彼女が自分のためにおしゃれをして待ってくれている姿を見ると、感謝の気持ちから奢りたくなります」(30代/男性) ・「やはり男性として、女性に負担をかけるのは許せない」(20代/男性) このような結果になりました。 男性の中には女性と対等に割り勘をしている方もいれば、やはり男らしさから女性に奢るというスタイルを続けている方もいます。 ここまで見てきた男性の割り勘に対する気持ちや、女性から奢られることに対する心情について、理解を深めることができたでしょうか。 男性が奢ることに対して気を使う女性にとっては、違う方法で感謝の意を伝えることで、男性とのコミュニケーションをより深めるきっかけになるかもしれません。 (愛カツ編集部)