SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするソーシャルスタートアップPolimill株式会社(ポリミル、本社:東京都港区、代表取締役:横田えり、以下Polimill社)は4月30日に投票終了したイシュー(課題)「「おすすめ」ばかりが出てくるようになったソーシャルメディアに賛成 or 反対?」の結果をお知らせします。

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  • 1分でイシューがわかる!「「おすすめ」ばかりが出てくるようになったソーシャルメディアに賛成 or 反対?」

近年、ソーシャルメディアのかたちが、友人知人と近況をシェアしあう場所から、アルゴリズムが「おすすめ」する人気コンテンツを見る場所へと変容しつつあります。

この変化について、英エコノミスト誌は「The end of the social network」という記事で、「現代のソーシャルメディアはもはや『ソーシャルではない』」と指摘。ユーザー間のつながりよりも人気投稿が「おすすめ」されることに疑問を投げかけています。

「おすすめ」機能の利便性は認められつつも、本来のつながりが棄損されている、均一化されたコンテンツばかりになっている、重要なニュースへの注目が減っているといった批判もあります。

皆さんはソーシャルメディアの「おすすめ」機能に賛成ですか?それとも反対ですか?

  • 投票の詳細

URL:https://surfvote.com/issues/f41yaxf4syel 

調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス)

調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー

調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票

投票期間:2024年2月16日4月30日

有効票数:59票

  • 投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ

現時点で特に問題はないので、利便性が高い「おすすめ」にどんどん任せてよい 33.9%

現代のAIやアルゴリズムは優れているので、個人的にはおすすめでどんどん表示してくれる方が自分好みの知らない作品に出会うきっかけになるのでよい。

適度に見るようにして、「おすすめ」と非「おすすめ」を使い分けていくのがよい 35.6%

おすすめだから、ではなく、自分が興味あるかどうかで情報は選択した方が良いと思う。おすすめは興味がある可能性が高いだけで必ずそうではないから非おすすめへのアプローチも必要。その情報の正誤については別の話。

使い分ければ良いと思うが、「おすすめ」よりも自分で探す割合が高い方が好ましい 11.9%

自ら主体的に情報を探し、取捨選択をして取り入れるということは、生きていくうえで大切な能力の一つだ。与えられたものを思考停止で味わうだけではいけない。などと説教くさい事を思うが、適度に利用するには便利な機能なんだろう。

意識的に「おすすめ」を見ることから距離を置くべきだ 11.9%

人が受け取る情報の量が、近年氾濫しているという事に問題意識を持っています。アルゴリズムによっておすすめされる情報は、確かにニーズを満たす側面がありますが、だからこそ意識的に距離を置く事を知らなければ、情報処理が追いつかずに溺れてしまいます。

「おすすめ」機能そのもの(にまつわる議論)を知らなかった 0%

その他 3.4%

おすすめを求める人は見ればいいし、求めない人はおすすめを見ないようにすればいいと思う。非表示の機能がどのSNSにも存在すると思うので

わからない 3.4%

  • このイシューを執筆した 天野 彬氏

SNSや若年層のトレンドに関する研究や企業へのコンサルティングが専門。それらのテーマに基づいたイシューを投稿していきます。1986年東京生まれ。東京大学大学院学際情報学府修了(M.A.)。明治学院大学非常勤講師、日経電子版Think! コメンテーター、Forbes JAPANオフィシャルコラムニスト。単著に『新世代のビジネスはスマホの中から生まれる』、『SNS変遷史』、『シェアしたがる心理』。その他、『情報メディア白書(共著)』『広告白書(共著)』『メディアリテラシー 吟味思考を鍛える(共著)』など。

  • Polimill株式会社

Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。
Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。
あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。https://polimill.jp

配信元企業:Polimill株式会社

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