―［結婚につながる恋のはじめ方］―


　皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。

◆「ありのままを好きになってほしい」は通用しない

　最近はマッチングアプリを使う人も増え、出会いを求めればいくらでも出会うことのできる時代が到来しました。しかし、理想の人と縁を繋ぐには当然、今のままではダメな人ばかり。

「ありのままを好きになってほしい」なんていう方もいますが、まったく気遣いないありのままを愛してくれる人なんて親以外いません。

　素敵な人だなと知ってくれて、少しずつダメの部分や個性を出すことで受け入れる器を広げてもらうわけです。女性からのサインを見逃さずにいられる人は、恋愛上手と言えるでしょう。

　今回は、理想の人に選ばれるため、見逃してほしくない「女性のサイン」についてお伝えします。

◆モテるのに結婚できない36歳男性の欠点

　リンタロウさん(仮名・36歳)は高収入でルックスも魅力的なものの、恋愛体質ですぐに恋してしまう男の人。好きになると一途にイノシシのように猪突猛進してしまうので、その気持ちに女性も圧倒されて引かれてしまうことも多々ありました。

　リンタロウさんに、「女性の気持ちって、少しでも心の扉が開く前からガンガン押されてしまうとより頑なに鍵がかかってしまうので、すこしでも脈を感じなかったら押すのはおすすめしないです」と私はお伝えしました。

　そして、脈のない男性にする女性の行動をお伝えして、普段から意識するように伝えました。

◆女性が好意を持っていない男性だけにする言動

①ラインの連絡が遅い
⇒優先順位が低いあらわれ。彼女の24時間の中に自分が入れるまで時間をかける必要があります

②「今度」と「いつか」で約束が伸びる
⇒会うこと自体に価値はまだない状態。なので彼女の好きなものなど彼女がメリットを感じるデートプランが必要

③質問されない
⇒あなたに興味がない。この状態であなたのことを伝えても何も響きません。彼女にたくさん自分の話をしてもらって、この人は私を理解してくれる人かも。と感じてもらうのが先

④いつも次の約束をいれられてる
⇒デートの後に必ず予定があったりする時は、これ以上伸びないように防御されてる証拠。あえて自分から〇〇時には帰ろうねと終わりの時間を決めてあげるのがいいです

⑤敬語が取れない
⇒心の距離は物理的な距離に。年齢差がある場合は上司みたいに思われてるかも

⑥どこかソワソワいつもしてる
⇒あなたとの時間や過ごすことに居心地のよさを感じてないです

⑦忙しい､疲れてると言われる
⇒絶対押してはいけません。無理に予定を空けてもらうのは難しいくらいガードが上がってる状態

◆結局、恋愛で大切なのは「駆け引き」

　リンタロウさんは相手の心の扉がどの程度開いてるかを確認しながら押すだけでなく、引くことも学んで駆け引きをするようになりました。

　予定を空けてくれなかった方が予定を空けてくれるようになったり、LINEを毎日するようになったタイミングで次のデートの時に将来の話をしてみたり、緩急をタイミングよくつくっていくことができるようになり、リンタロウさんは気になる方と付き合えるように……。

「一途に気持ちを伝えることが大切だと思ってましたが、やはり恋愛は駆け引きなんですね」

　リンタロウさんは今も彼女と幸せだそうです。

【山本早織】
1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして結婚したい男女に向けて情報や出会いの場を提供する。「1年以内に結婚する成婚必勝マガジン」をLINEで配信中。公式ホームページ「結婚につながる恋のコンサルタント 山本早織」（Twitterアカウント:@yamamotosaori_）

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