第二次世界大戦の戦勝記念日を迎えたロシアでは、モスクワで軍事パレードが行われました。2023年に続き大幅に縮小された形となりました。
「ロシアは今、困難で危機的な時期を迎えている。祖国の運命、その将来は我々一人ひとりにかかっている」(プーチン大統領)
雪のちらつく中行われた式典で、プーチン大統領は侵攻から2年が過ぎ膠着状態が続くウクライナ情勢を念頭に国民の結束を訴えました。さらに「ロシアは世界的な対立を避けるため、あらゆる手段を講じるが、それを脅かすものは許さない」と述べたうえで、「ロシアの核戦力は常に戦闘準備が整っている」とロシアと対立するウクライナと西側諸国をけん制しました。
軍事パレードの規模は2023年に引き続き縮小していて、ウクライナ侵攻で使われている主力戦車などは参加しませんでした。(ANNニュース)
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