GitHub5月7日(米国時間)、「GitHub Copilot Chat in GitHub Mobile is now generally available - The GitHub Blog」において、GitHub Copilot と対話できるチャットインタフェース「GitHub Copilot Chat」がGitHub Mobileで一般利用が可能となったことを伝えた。GitHub Copilot Chatを利用することで、いつでもどこでも開発者の共同作業、コーディングに関する質問、パブリックまたはプライベートリポジトリに関する情報などを得られるという。

GitHub、Copilot Chatを通じてモバイルコーディングを強化

GitHub Copilot ChatはGitHub Copilotエクスペリエンスの中核であり、エンジニアリング組織が生産性を向上し、開発者を未知のコードベースをガイドし、複雑なコーディングコンセプトを分解し、自然な言語ですべてを行うのに役立つと説明されている。開発シナリオに特化して構築されたGitHub Copilot Chatは、開発チームや個人がさまざまなコーディングの質問に迅速に回答するのを助けるパーソナライズされた支援が提供されている。

GitHub MobileGitHub Copilot Chatを始めるには、個人ユーザーの場合、GitHub Copilot Individualプランを購入する必要がある。GitHub Copilot Individualライセンスを所持しているユーザーはデフォルトで有効になっており、すぐに使用できるようになっている。また、GitHub Copilot BusinessまたはGitHub Copilot Enterpriseを組織経由で割り当てられている場合は、管理者にGitHub MobileGitHub Copilot Chatを有効にするよう依頼する必要がある。

GitHub Copilot BusinessまたはGitHub Copilot Enterpriseを利用している企業や組織の管理者は、設定でこの機能を有効にすることで開発チームに提供できるようになる。GitHub Copilotの設定は組織の設定ページで「Copilot」タブをクリックして確認することができると伝えている。

GitHubは今後もGitHubプラットフォーム全体にCopilotを浸透させ、障壁を低くすることで、数多くの開発者が外出先でもコードで最大限の可能性を発揮できるようにしていくと報告している。
(杉山貴章)

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