アルビレックス新潟サンフレッチェ広島は10日、3日にデンカビックスワンスタジアムで行われた明治安田J1リーグ第11節の対戦時に起きた一件により、違反行為の両サポーターを処したと発表した。

新潟の方では広島サポーターの横断幕掲出を巡り、相手サポーターへの威嚇や、フェンスを破損しようとした行為、立入禁止エリアへの侵入でサポーター3名を今週末からのホーム戦5試合で入場禁止処分(その間のアウェイ戦、公式戦を含む)に。また、ほかにサポーター1名の違反行為も確認し、特定され次第、別途の処分を科すという。

一方の広島側も新潟から掲出禁止との事前通達を受ける横断幕の掲出を主導したサポーター1名と、それを掲出した同3名を違反行為に処分。主導したサポーター1名を6日の試合から起算してホーム戦10試合、掲出した同3名をホーム戦5試合の入場禁止(その間のアウェイ戦、公式戦を含む)に処した。

なお、新潟側は横断幕を巡って「試合当日の開門時に掲出可否の確認をサンフレッチェ広島様を通じて求められ、当クラブとしては安全な試合運営の支障となるリスクがあるとの判断から掲出禁止とし、承諾を得たものでした」としている。