数秒で展開できるとか。

最前列とドアエリアの間のスペースを利用

ドイツを拠点に航空機内装などを手掛けるDiehl Aviationが、同国で開催された2024 Aircraft Interiors Expoで、単通路機向けの乗員休憩スペース(クルーレスト)の仕様を公開しました。通常、クルーレストは長距離を飛ぶ複通路機に搭載されていることが多いため、この設備は2024年現在は非常に珍しい部類に入ります。どのようなものなのでしょうか。

同社が公開したクルーレストの仕様は、乗客用座席の最前列とドアエリアの間のスペースを利用するというもの。このエリアは2つのベッド、もしくは収納付きの二段ベッドで構成されています。また、使用しないときには折り畳める機構を採用しており、その切り替えも数秒で可能としています。

これまで単通路機は短距離路線が主戦場でしたが、近年長距離路線でも使用できる派生型の開発が進められています。たとえばエアバスでは、8700kmの航続距離を持つ単通路機「A321XLR」の開発が進行中です。Diehl Aviationが発表したクルーレストは、こういった機体への搭載を見越したものと見られます。

エアバスA321XLR(画像:エアバス)。