東出昌大ひろゆき(西村博之)が、南米をローカルバスやヒッチハイクなど陸路で横断する「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」(ABEMAにて毎週土曜・日曜夜9:00放送、6月9日以降は毎週日曜夜9:00のみ)。前作「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」のアフリカ編と同様に、現地の政情不安や長時間のバス移動など過酷な旅が続くが、人気なのは旅先で頻発するハプニングだけではない。道中で2人が触れあう現地の人々…現実は苦しくても友人を大切にし、笑顔で人生を楽しむ彼らの姿につい引き込まれるのだ。

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今回「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」のこれまで放送されたエピソードとともに、2人が出会った南米の人々の印象的な言葉を紹介。物質的に豊かでなくても、友人と笑って毎日を過ごす…そんな彼らの人生観から、番組のテーマでもある「幸せとは何か?」への答えの一端が垣間見られる。※以下、番組の詳細な内容を含みます

■「地球は小さくて、みんな家族さ」(プラタ島観光船の船長:#1)

世界の果てに、東出昌大置いてきた」として、東出のみで始まった今回。朝から4時間目隠しをされて東出が連れてこられたのは、エクアドルの灼熱の無人島・プラタ島だった。軍資金5万円でここから南米を横断し、大西洋沿いの砂漠を目指すよう告げられた東出は、まず島から本土へ渡るルートを探すため赤道直下の暑さの中を数時間散策。ついに停泊していた観光船を見つける。

「街まで乗せてもらいたい」「でも、お金があまりない」と申し出る東出に、観光船の船長は「帰るついでに乗せるだけだから、お金はいらないよ」と快諾。さらにほかの乗客同様、シュノーケリングを勧めたりスイカをふるまう船長に、なぜこんな親切にしてくれるのか尋ねると「エクアドルの人間はみんな優しいんだ。わたしたちが海外に行った時も親切にしてもらいたいという願いを込めて、親切にしている」とその理由を。「地球は小さくて、みんな家族さ」と笑う船長に東出も感動する。

■「お前は幸せか? 幸せになれる光景を見せてやろう。パラダイスさ」(やたらテンションの高い15歳の少年:#1)

プラタ島から港町・プエルトロペスについた東出は、町の高台にあるホテルを確保。そこでタクシーを待っていると、15歳の少年から声を掛けられる。しばらく東出と会話をした少年は「お前は幸せか? 幸せになれる光景を見せてやろう」と、東出を海と町が一望できる場所へ案内。「素敵な眺めだろ? パラダイス、パラダイスさ」と純粋な表情で何度も自慢するのだった。少年と別れた後、ディレクターに一連の出来事を説明した東出は「でも、自分が住んでいるところをパラダイスって言い切れるのは良いですよね」と、新たな幸せの価値観に触れたのだった。

■「人生が金だけじゃ味気ない やったことは世界を回るから」(港町の“自称”ウィンストン・チャーチル:#1~2)

地元の人と共に食べる食事代は、ABEMAから支給されるルールのため、東出は、観光業を営む、自らを「ウィンストン・チャーチル」と名乗る怪しげな男とレストランに向かう。エクアドル国内の治安の悪化から観光業も衰退していると語るチャーチル。所有していた大きな船も手放さざるを得ず、現在は小さな船でツアーを行っているというが「立ち止まっていたら、前に進めない」とあくまでもポジティブに話す。

そんな中、食事をしながら、チャーチルから早朝の船釣りツアーを勧められる東出。その値段が100ドルと聞き、一瞬身構える一行だったが、スタッフ含め5人で100ドル、一人20ドルの格安価格だと判明。東出も「それは安すぎる!申し訳ない!」と遠慮するが、チャーチルは「自分が持っている考えがあって、お金が全てじゃない。人生金だけじゃ味気ない。やったことは世界を回るから」と語るのだった。

商売よりも、出会った旅人に良い経験をしてもらうことを優先する彼の思いに、東出は「初日に素敵な方に会えて光栄です」と感謝。プラタ島で出会った船長を含め、お金ではなく他者を助けることに価値を見出すエクアドル人の優しさに感動する一行だったが、レストランでの飲食代は165ドル(24,000円)と予想を上回る高額だった(笑)。

翌朝、船で釣りを楽しんだ一行は、そのままチャーチルの「料理をしてくれる隣人」の家に行き、釣った魚で食事を。さらに「友人の経営する宿」も紹介してくれるなど、自身のネットワークを最大限に活用して東出たちをもてなす。チャーチルの無償の優しさに触れ、東出らは感謝の気持ちをチップで上乗せして返すのだった。

ここでひろゆきがサプライズ登場し、名コンビ復活。2人は様々なハプニングに見舞われながらも、国営放送がマフィアに乗っ取られ、緊急事態宣言が発令された都市・グアヤキル、そして、世界遺産にも登録されている歴史的な街並みの都市・クエンカを抜け、ペルーとの国境近くの町、マチャラへと到着する。

■「輪に入ればみんな仲間さ」(カカオ農園の主人オリーバの友人の友人・トニー:#3)

マチャラでカカオ農園に立ち寄ったひろゆきと東出は、農園の主人・オリーバと出会い、カカオを堪能。そこで一行はオリーバの友人・ロペスから港町に誘われる。港に近づくにつれ、治安が悪くなり、緊張感が高まる中、さらにロペスの友人であるトニーが登場し、食事をすることに。強盗も多い地区で、果たして信用できる人々なのか警戒する中、ストリートで賭けバレーボールをしている一団と遭遇。なりゆきひろゆき・東出・豊川Dチームでバレーボールに参加することに。バレーボールは惨敗だったものの、地元の人々と汗をかく中で当初の警戒心は消え、絆を深めるのだった。

その後、トニーたちと食事をする中、ロシアウクライナの戦争の影響で、エビの輸出量が激減し漁師たちの生活が困窮していることを知る。ただそんな中でもトニーは、友人たちとバレーボールを楽しみ、ひろゆきと東出にも「エクアドルは優しい人が多いんだ。日本にもいい思い出を持って帰ってほしい」と気遣いを見せる。困難の中でも「輪に入ればみんな仲間さ」と、ひろゆきたちを迎え入れるトニーたちの優しさに、一行は心を打たれる。

■「友達と助け合ってあきらめなければ、大抵どうにかなるわ」(カカオ農園の主人オリーバの友人・ロペス:#3)

またロペスも「エクアドルは皆、友人同士助け合うの」と説明。「人生はいつ何が起こるかわからないけど、そうすれば今日問題があっても、明日には解決できるかもしれない。友達と助け合ってあきらめなければ、大抵どうにかなるわ」と、人生で立ち止まらざるを得ない状況でも、ポジティブな心を失わず、周りと共に乗り越えようとしているのだった。

■「どうせ撮るなら夕日を撮ったらどうだ? 綺麗だぞ」(ペルー・ピウラ行きのバスの乗客:#4)

東出・ひろゆきは国境を越え、ペルーへ入国。長距離バスに乗り、北西部の町・ピウラを目指す。果てなき道を行く中、車内を撮影していたスタッフは乗客から「どうせ撮るなら夕日を撮ったらどうだ? 綺麗だぞ」と声を掛けられる。空をオレンジに染め、地平線に輝く夕日を見ながら東出は「今、こっち(ペルー)は日曜の夕方じゃないですか。ちょうど今、日本は月曜の朝7時なんですよ。ということは、この太陽がペルーも日本も照らしてるってことですよね。太陽すごいっすね」としみじみ。ひろゆきと2人で「太陽すご…」と、日本にいては分からなかった感覚に浸っていた。

以上、現在放送されている#1~#4から、心に残った言葉の数々を紹介した。2人が旅で出会った誰しもに共通しているのが「友人を大切にすること」そしてそれにより「今いる困難を乗り切れると信じていること」。これらの思いは、見知らぬ他人と出会い、異なる価値観に触れることができる「旅」だからこそ、浮き彫りになることなのかもしれない。

今回紹介したエピソード以外にも、紹介し切れない数々の出会いがあり、そしてひろゆき東出昌大の旅はまだまだ続く。「幸せとは何か?」その答えを、ぜひ見届けてほしい。

■番外編「何もないところから奮起したいという勢いと情熱があれば…勝負できる」(東出昌大:#未公開映像)

ABEMAで、ローカルバス車内での本編未公開トークをほぼノーカットで蔵出し。東出とひろゆきが「マネージャーがいない東出の苦悩」「俳優は儲からない?」「芸能界を生き残る無敵の人とは?」などの話題で、ゴシップを織り交ぜながらの車中トークが公開された。

その中で、俳優の作品選びについての話題に。予算規模や座組がまだ決まっていない映画に参加を決めることもあるという東出に、早く参加してもギャラが変わらないのに、その時点で決めるのはリスキーだと指摘するひろゆき。だが東出は、映画監督や脚本家は作品が失敗すれば、次の仕事に多大な影響が出るので、映画を一本作るのに並々ならぬ思いが必要と説明。俳優としても「(制作側に)何もないところから奮起したいという勢いと情熱があれば、(俳優としては)勝負できる」と、思いを明かした。

「世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた」/(C)AbemaTV,Inc.