SNSでソロ活や体調不良など、30代のリアルな日常を漫画で綴るみくるべさん(mikurube_manga)。なかでも34歳で初めてできた恋人に突然失恋し、そこから立ち直るまでの日々を描いた漫画は、読者から大きな反響があった。ウォーカープラスでは上記をもとに「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」と題してコミックエッセイを連載したところ、多くの人から共感が。そしてこの度、電子書籍化されることとなった。

【漫画】本編を読む

今回はみくるべさんに、連載の思い出や自身の体験を漫画にする際の苦労、さらにはより赤裸々な内容になった電子書籍限定の描き下ろし作品について聞いてみた。

■とにかくがむしゃらに、自分の体験を全部さらけ出して漫画に

まずは半年以上続いた連載で、思い出に残っていることを教えてくれた。

「とにかくがむしゃらに、自分の体験を全部さらけ出そうと思いながら描いていました。そのため『こんなことを描いて大丈夫かな?』と、多少の不安を感じたことも。でも失恋で、今まさにつらい思いをされている方からメッセージをいただくことが増え、描ききる勇気とパワーをもらいました!」

自身の恋愛と失恋を隠すことなく漫画にする作業は、苦労もたくさんあったそう。

「連載前の準備段階から無事完結するまで、約1年間失恋したことを思い出し続けていたんです。そのため何度も失恋した気持ちになり、前半は体調を崩しがちでした。ただ振り返りながら描くことで、当時は消化しきれなかった気持ちの整理をつけられたのは大きかったです。だからこそフラれるところは、ノリノリで描けました(笑)。また漫画がアップされた日は、インスタライブで感想会を開くことも。応援してくださる読者の皆さんと、当時の気持ちを共有できて楽しかったです!」

■本編以上にギャグも性の悩みもさらけ出した、電子書籍限定の描き下ろし

全20回の連載の中で、特に印象に残っているエピソードを聞いてみた。

「双子の姉の話です。今まで姉と恋愛や結婚について話したことがなかったので、いろいろと衝撃的でした。周りの人を大切にすることや価値観は人それぞれでいいのだと気づけたので、皆さんにもお届けできてうれしかったです」

ちなみに漫画は、家族や友人など身近な人も読んでいたのだろうか。

「姉と、一部の友人が読んでくれていたみたいです。というのもお互い照れくさいのか、直接感想をもらうことはほぼなくて。一度パートナーとの性の話について友人から『自分を守るために性に関して調べるのって大切だよね。でも大事なのに話す機会もないから、描いてくれてありがとう』と言ってもらいました」

想像と違った初体験をはじめ、連載もかなり赤裸々な内容だったが、電子書籍限定の描き下ろし漫画はさらに赤裸々な内容となっている。みくるべさんに描き下ろしで意識したことを聞いてみた。

「本編以上にはっちゃけよう!と、楽しく描かせていただきました。 ギャグも性の悩みもすべてさらけ出しています(笑)」

電子書籍のお気に入りポイントを教えてくれた。

「本編でも反響のあった『すけべ通話』の詳細や、失恋から立ち直ったあとの話もあるので、ぜひチェックしていただけるとうれしいです」

取材・文=石川知京

「34歳初めての失恋から立ち直るまでの記録」は各電子ストアにて配信中