アーケードゲームTHE IDOLM@STER 1・2』を原作としたアニメ『THE IDOLM@STER』。売れないアイドルを12人抱えた765プロで、最初に売れたアイドルこそが、今回ご紹介する「双海亜美」ちゃんが所属するユニット『竜宮小町』です。彼女は、名前の通りわかりやすく双子ちゃんです。原作では、「二人で一人のアイドル」がウリでしたが、原作2やアニメでは独立したアイドルとして活躍しています。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■『竜宮小町』の天真爛漫担当

 大人の魅力の21歳ナイスバディ「三浦あずさ」、ツンデレおでこちゃんのお嬢様水瀬伊織」天真爛漫なイタズラ者「双海亜美」の3人は、アニメ6話でアイドルデビューし、プロデューサーである「秋月律子」の手腕も相まって、トップアイドルとして成長します。天真爛漫な亜美は、忙しいスケジュールの中でも持ち前の笑顔と無邪気さで、周囲の雰囲気を和らげてくれます。五月蠅いだけではなく“癒しの存在”として、竜宮小町には欠かせないキャラクターなのです。

 上昇志向が強く、ナイスバディで歌唱力抜群の「星井美紀」につっかかりがちな「水瀬伊織」に、「いおりんはミキミキばっかり褒められてうらやましいんだよ」とたしなめるなど、12歳とは思えない周囲の認識能力もあります。そんな姿をみると、無邪気に見えて、実は意外と男心をわかっているのではないか?などと思ってしまいます。イタズラするときのニヤっとした悪そうな顔や、口癖の「んっふっふ?」というセクシーな含み笑いなど、「実は小悪魔系なのでは?」と想像力を刺激してくれる存在でもあります。

■双子の見分け方

 「亜美は、真美より超メチャイケで、 ボンキュッボンなアイドルだよ~!」という本人の談はさて置き、基本的に見分けがつきにくいです。亜美は右縛り(向かって左)の髪、真美は左縛り(向かって右)の髪、または服が色違い、などという区別があります。が、残念ながら途中で逆になったり、同じ色になったりするのはご愛嬌・・・。

 また、亜美だけがアイドルとして先に売れたため、一人になってさびしい真美は、トーンの低い声でしゃべることが多く、逆に亜美の方が天真爛漫でフリーダムな発言が多いです。二人をまとめるときは、「亜美真美」と呼ばれることが多く、ゲーム版でも初期は「亜美が姉」と思われていましたが、アニメ版や現在のゲーム版では「真美が姉」となっています。当初はあまり性格の差がなかったのですが、これこそキャラの独り歩きでしょうか?性格の違いを感じると、歌声でも区別がつくのが不思議ですね。

■姉との関係

 妹の亜美だけが『竜宮小町』メンバーに選出された理由は、アニメ内では明確にされていません。初代ゲームでは、亜美だけがアイドル候補生で、真美は影武者として亜美の代わりにアイドル活動をしていたので、アイドルとしての実績が亜美のほうが長いという設定があります。アニメではこの設定には触れられていませんでしたが、否定されてもいませんので、これが理由と考えるのが一番しっくりくるかもしれませんね。

 ゲームでは「二人で一人のアイドル」だった亜美真美。片方だけアイドルとして売れて苦悩する姿はまさに亜美真美ファンにはクライマックスでしたね。常に二人で一緒だった二人が、なぜ亜美だけアイドルになったのか?まだまだアニメで語られていないことがたくさんあります。アニメで描かれる前の二人や、天真爛漫で元気な二人をはぐくんだご両親・家族の話など、まだまだ隠されたその魅力、私達に魅せてほしいものです。


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★記者:藤原ユウ(キャラペディア公式ライター)

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