映画「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリー・ポッター役を演じたダニエル・ラドクリフだが、彼の両親は当初オーディションのオファーすら断っていたそうだ。

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  イギリス生まれのダニエルがシリーズ第一作「ハリー・ポッターと賢者の石」(01)に出演したのは12歳のとき。メガホンを取ったクリスコロンバス監督は英BBCのTVシリーズ「デビッド・コパーフィールド」に子役として出演していたダニエルに目を留め、彼の両親にオーディションに来させるように頼んだという。しかし、ダニエルの両親は、シリーズ全てをアメリカのロサンゼルスで撮影するという条件を知り断ったそうだ。

  ダニエルはハリウッド・レポーターに次のように語っている。

  「僕の母と父は全作をロスで撮影することを知って、『息子の生活に支障が出過ぎる。ありえない』と断ったそうだよ。当時の僕はそんなことになっているとは全然知らなかったけどね。でも、3~4ヵ月後に条件が変わって、まずは最初の2作をイギリスで撮ることになった。それで両親は僕にオーディションを受けさせることを許可した。全てはそこから始まったんだよ」。

最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」のプレミアで大勢のファンに囲まれるダニエル (C)AFLO