今年、全線開通55周年を迎えた箱根ロープウェイ1959年の開業以来、箱根観光に欠かせない名物スポットとして愛され続けている。

【写真を見る】特に標高が高い大涌谷駅・姥子駅間では、360度広がる大自然と美しい富士山の絶景を一望できる

人気の秘密は、なんといっても“空から楽しむ絶景”だ。駅の標高は最高地点の大涌谷駅で1044mにもなり、全面ガラス張りのゴンドラから360度に大自然が広がる。

空気が澄んでいる日には、東京スカイツリーまで見えることも!

雄大な富士山と芦ノ湖の“ダブル絶景”や、白い噴煙が立ち込める大涌谷の谷底を地上130mの高さから見下ろす迫力の眺めは、箱根ロープウェイのゴンドラでしかお目にかかれない。

これから訪れる初夏は、新緑に染まる山の風景が美しいシーズン。気温も穏やかで、各駅に降りて散策するのにもうってつけだ。

全4駅、区間ごとにそれぞれ異なる魅力があるので、ぜひ早雲山から桃源台の全線を楽しみたい。【東京ウォーカー】

早雲山駅・桃源台駅間を運転する箱根ロープウェイ。富士山や芦ノ湖をはじめ、さまざまな表情のビュースポットが待っている