4月8日スタートの阿部サダヲ主演ドラマ『心がポキッとね』(フジテレビ系/水曜22時~)が「期待外れ」と視聴者からは酷評されている。初回の平均視聴率は、10.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と期待はずれの結果。

ネット上では「期待してた心がポキッと折れた」「今の私には重いわ」など不評コメントが続々とあがっている。

阿部サダオは『マルモのおきて』(フジテレビ系)以来、4年ぶりの主演。キレちゃった男×ストーカー女×悩めない男×いい歳して自分探し女のキャラが立ちすぎる4人のストーリーが入り交じる。阿部は、バツイチで、心が病んでいる'キレちゃった男'を演じている。

また、今回はロングバケーション以来、19年ぶりに民放連続ドラマに出演する山口智子にも注目されたのだが…。

しかし、フタをあけてみれば、「話の設定に無理があって、まるで共感出来ない」「ちょっとしんどいかな…」「1話見て見続けるのに心が折れそう」など、観てる方も心が折れそうな意見がちらほら。

『最後から二番目の恋』(同局)を手がけた脚本家・岡田惠和氏と監督・宮本理江子監督氏が再びコンビとしての作品で、前評判では期待されていただけに、残念な意見が揃った。

特に山口智子に関しては賛否両論あり、「ロンバケのまま時代も年も止まってるようで、妙な違和感」、「久々だったが、バブルな気分を思い出しまた。相変わらずなんだか…」との意見もありつつ、「アラフィフであの容姿は凄い」など、昔と変わらない風貌に絶賛する声もあった。

その傍らで、水原希子の演技はおおむね好評。まさに'ストーカー女'がピッタリという感じ。

思わぬ低視聴率からスタートを切った「心がポキッとね」だが、次週からは、裏番組で堺雅人主演の「Dr.倫太郎」が始まり、視聴率競争に拍車がかかる。

なんとなく、勝敗は見えている感があるが、「マルモのおきて」では、回を重ねるごとに視聴率が上がっていった前歴があるため、今回も同じ現象が起こることを期待したい。