テレビ東京系ほかで放送中のアニメ「プリパラ」に声優として出演するアイドルユニット・i☆Risのファーストアルバム『We are i☆Ris!!!』が4月8日に発売。さらに4月18日(土)からは5都市を回る初の全国ツアーが行われることを記念して、i☆RisメンバーがSmartザテレビジョンにコメントを寄せてくれた。

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コメントのラストは澁谷梓希。「プリパラ」でいつでも自信たっぷりの天才肌アイドル・ドロシーを演じるが本人は温厚で謙虚な人柄として知られ、メンバーやファンから“i☆Risのお母さん的な存在”として慕われている。

今回は澁谷が、「Realize!」(i☆Risの最新シングルで「プリパラ」1月期のオープニングテーマ)から、自ら演じるドロシーについて、そしてライブツアーへの意気込みを語った。

澁谷梓希コメント(「プリパラドロシー・ウェスト役)

Realize!」には、仲間同士の理解を深めることや団結することの大切さが込められていると思っています。私は「Realize!」で初めて、意識的に仲間のことを思いながら歌うことができたんです。それは「プリパラ」でドロシーを演じ始めてから意識し始めたことでもあるので、私自身は「プリパラ」を通してやってきたことが、一つの形になったと思っています。

最初にドロシーのキャラクター設定を頂いたときは、「天性のアイドル」というキャラクターから、どこか憎たらしい子なんじゃないかと思っていました。そしたら初登場からみんなに突っ掛かっていて、やっぱりこの子は友達がいない子だなと(笑)。でも演じてみて分かったんですけど、ドロシーは結局、どこまでも素直になれないだけなんですよね。

回を追うごとに感謝の気持ちを態度で出せるようにはなりましたけど、まだまだ言葉になって出てこない。素直になれないのは弟のレオナと似た部分ではあるけど、憎まれ口が出てしまう分だけ、ドロシーは反感を買いやすいのがすごくもったいないですよね。

でもドロシーもアイドルとして成長していると思います。そういえば、DressingPafe(ドレッシングパフェ。劇中でドロシーらが組むユニット)のキャラクターソングCD(『プリパラ アイドルソング♪コレクション byシオンドロシーレオナ』)をぜひ聞いてほしいんですよ。

そこにドロシーがファンに向けて語り掛けるトラック(4曲目の「メッセージ by ドロシー」)があるんですけど、「こんなに素直な子だったかな?」という、アニメでも見せたことのない“レオナ愛”にあふれたトークをしているんですよ。注目して聞いてみてください(笑)。

『We are i☆Ris!!!』は、i☆Risが自信を持って作り上げた作品です。だからこそこのタイトルになっていると思います。ライブ映像が入ったDVD(DVD付A盤、B盤)も収録されるのですが、それもライブでの私たちも知ってほしいからなんです。踊りであったり全員のハモりであったり、ライブでしか見られない私たちも『We are i☆Ris!!!』でまるごと伝えていきたいです。

ライブツアーにも来てほしいですね。i☆Risはライブが重要な要素の一つだし、東京近郊でライブをすることが多かった私たちが、ツアーという形でやっと皆さんに会いにいけるようになりました。これまで東京は遠いから行けなかったという人も、ぜひ私たちに会いに来てほしいです!

i☆Ris(アイリス)は'12年に行われたオーデションを機に結成された6人組ユニット。声優とアイドルを両立する“ハイブリッドユニット”として活躍。

またメンバー全員が、アイドルに憧れる女の子たちが“神アイドル”を目指す姿を描くアニメ「プリパラ」のメーンキャスト役を務め、劇中のライブシーンを実際のライブで忠実に再現してみせるなど、ユニットの本領を見せている。

そんな彼女たちも、活動から2年半、8枚のシングルを経て念願の『We are i☆Ris!!!』をリリース。さらなる活躍が期待される。

i☆Risのメンバー・澁谷梓希。'93年、埼玉県生まれ。ユニット内のイメージカラーはイエロー