大人気少女漫画『イタズラなKiss』。通称『イタキス』の主人公でありヒロインでもある「入江琴子」。彼女が、現在の旦那さん「入江直樹」くんと結婚するまでには、長いドラマがありました。そこから垣間見える琴子の魅力。たっぷりとご紹介したいと思います。


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■何度振られても諦めない!不屈の精神の持ち主!

 「いらない」。これは相原(旧姓)琴子が入江直樹にラブレターを渡した際、言われてしまった言葉です。琴子の人生初の大告白は、こうして幕を閉じ・・・ませんでした。ひょんなことから琴子は、父親と一緒に入江家へ居候することになったのです。そして入江くんのことを諦められない琴子は、あの手この手で入江くんの気を引こうとします。その度に冷たくあしらわれ、バカにされ、普通の女の子ならとっくの昔に諦めていることでしょう。しかし、最後まで諦めなかった琴子だからこそ、入江くんも振り向いてくれたのだと思います。

■A組とF組の溝は深い

 高校時代、入江くんと琴子のクラスは別でした。入江くんは成績優秀者が集められたA組、対する琴子は落ちこぼれが寄せ集められたF組・・・。まさに、天と地ほどの差があったわけです。そんな琴子が一度だけ、学年100位という偉大な成績を取ったことがあります。その理由はもちろん入江くんです。彼に頼んで(脅して)勉強を教えてもらい、見事に学力を向上させました。愛とやる気さえあれば、琴子は無敵なのです。

■入江家の人々とは大の仲良し(特にお姑さん)

 入江くんとは中々距離が縮まらなかった琴子ですが、入江家のご夫婦とはとても仲良しです。特にお姑さんとは、実の母娘のような関係で、よく入江くんの事で協力してもらっています。一方、入江くんの弟にあたる祐樹くんからは快く思われていませんでした。しかし、一緒に暮らすうちに彼もまた琴子のペースに乗せられていくのです。

サークル活動も就職先も一緒!根っからの追っかけ女子

 進学した大学、大学内でのテニスサークルアルバイト先のファミレス、そして就職先の病院まで。琴子はずっと入江くんを追いかけています。しかし、これらは並大抵の努力で叶えられることではありません。同じ大学に入るために猛勉強したり、テニスサークルで玉拾いの毎日を送ったり、入江くんが医師になると知ったら、看護婦になるために看護科へ入学したり・・・。彼女は人生の半分くらいを入江くんに献上しているのです。本人はとても幸せそうなので、きっとこれも一つの愛の形なのでしょう。

■意外にモテモテ?琴子に惚れた男性たち

 同じクラスメイトだった金之助(通称金ちゃん)や大学の後輩である武人、看護科でクラスメイトになった啓太など、琴子は割とモテます。特に、金ちゃんの一途さは琴子に通ずるものがあり、いかに琴子のことを愛していたかが窺えます。啓太が琴子に惹かれた理由もまた、彼女の内面的な部分です。失敗続きでもへこたれない。そんな彼女の根性は、ぜひ見習いたいものですね。

 原作は残念ながら、作者さんの急逝により未完になっています。しかし、現在ではアニメ化されており、原作では見ることが出来なかったラストが描かれています。琴子の活躍を原作とアニメ、両方の視点からふり返ってみるのも良いと思います。


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★記者:えみ(キャラペディア公式ライター)

(C)多田かおる/イタキス製作委員会

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