●部門初設立となった今回は5作品が受賞対象に

 KADOKAWA エンターブレインは、第17回“エンターブレインえんため大賞”より新設された“ゲーム実況”部門の受賞作品を発表。審査員のコメントとあわせて受賞作品を紹介しよう。

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 小説やコミックの新人作家を発掘するという目的で設立された“エンターブレインえんため大賞”。1998年の創設から第17回目を迎えた本賞では、動画コンテンツのひとつとしてその地位を確立した“ゲーム実況”に焦点にあてた部門が新設。エンターテイメント性にあふれたたくさんの応募作品の中から、とくに高い評価を得た受賞作品の数々を発表する。

■第17回エンターブレインえんため大賞
・応募総数:126作品
・最終選考候補数:10作品

<総評>
 第17回エンターブレインえんため大賞より新設された、ゲーム実況部門。YouTubeに投稿された動画のなかでも音楽ジャンルに次ぐ投稿数を誇るなど、ゲーム実況動画は近年、どんどん注目度が高まっている。今回の応募では126作品のエントリーがあり、実況動画としての王道的な作品だけに留まらず、企画性で勝負した作品など、多くの方向性のゲーム実況動画が応募された。今回は応募作品のなかから、プレイタイトル実況者の相性、動画の企画性、トークの特徴などを総合的に審査し、5つの作品を選出。エンターテイメント業界に造詣が深い、各界の著名人によるコメントとあわせてお届けする。

■受賞作品紹介
【審査員特別賞(賞金5万円)】
姉妹でNever Aloneれっつえんじょいぷれい!【単発】
チャンネル名:Poison Peach

<審査員コメント(敬称略)>
アメリカザリガニ柳原哲也お笑い芸人
 ゲームチョイスもよかったし、姉妹ならではの独特のやり取りやテンションの高低が面白かったです。5つの作品のなかでいちばん気を抜いて笑うことができました。

アメリカザリガニ平井善之お笑い芸人
 わかりやすくて楽しい動画でした。友だちの家でふんわりとプレイを眺めているような感じで、肩の力を抜いて楽しむのにちょうどいいと思いました。

吉田尚記ニッポン放送アナウンサー
 ゲーム実況というのは、多くの動画が台本なしで制作されていると思うのですが、その“台本なし”の状況が最も生きる、ナチュラルなリアクションを楽しめる動画であると感じました。「見られたい」、「ムリヤリ面白くしたい」という不自然さが気になる動画が多い中、きわめてナチュラルで放送に載せても耐えられるコンテンツがコチラでした。

【FUTURE賞(賞金3万円)】
ゲーム実況者テレビゲームの夢を見るか?【GTA5 ドラマ
チャンネル:RetroGameTV:コアラ

<審査員コメント(敬称略)>
林克彦(週刊ファミ通編集長)
 他作品にはない独自の着眼点や実況の枠を超えたエンタメ性、飛び道具的な作品でありながらゲームの魅力をしっかり伝えている点が素晴らしかったです。ゲーム実況を物語のあるエンタメ作品として成立させているので、最後まで飽きずに観ることができました。題材となっているゲームの魅力や特徴を、しっかりと伝えている点も評価したいです。

【FUTURE賞(賞金3万円)】
Wii Fit Uダイエット
チャンネル名:Kunoichi Games

<審査員コメント(敬称略)>
池田克明(青二プロダクション 執行役員 営業制作部部長)
 家族、親子でゲームを楽しんでいる様子が伺え、とても健全にゲームを楽しんでいる日常を想像することができました。冒頭に『龍が如く』の小ネタはさむなど、親子ともに「本当にゲームが好きなんだな」と感じたことに加え、この実況動画を制作することさえも、とても楽しみながら作っている雰囲気をうかがい知ることができ、その様子もまさしくエンターテイメントだと感じました。
 また、ノミネート作品をもう一度見直したいと、思わせてくれる作品はどれかという点も、今回選考するうえでの評価基準にさせていただきました。何より私自身、動画を見終わったあとは、このゲームを遊びたくなりましたね。

【FUTURE賞(賞金3万円)】
#1【第17回えんため大賞】リアルダンジョン!?新宿ダンジョン新宿駅を攻略せよ!
チャンネル名:たくたくゲーム実況チャンネル2

<審査員コメント(敬称略)>
ゲーム実況エクストリーム 運営チーム
 ゲーム実況としては長めの動画なのですが、気が付くとドキュメンタリー番組を観ているかのような錯覚に陥ってしまいました。画面内で起きたすべての出来事にツッコミを入れるという、簡単そうに見えてじつはとても難しい実況をサラリとこなす、実況者トークスキルにも注目してください。

【佳作(賞金なし)】
"Among the Sleep: Prologue"を実況プレイ
チャンネル:recogちゃんねる

<審査員コメント(敬称略)>
ゲーム実況エクストリーム 運営チーム
 ホラーゲームでありながら、実況者関西弁ツッコミがユーモラスなので笑って観ることができます。実況者の人となりを存分に感じられる動画になっている点も好印象でした。


 今後も、より一層の盛り上がりを見せるであろうゲーム実況。興味を持った方は受賞作品を参考に、自分らしさを全面に押し出したゲーム実況動画を作って投稿してみてはいかが?