スタンリー・キューブリック監督による『2001年宇宙の旅』にはHALと呼ばれるコンピューターが登場します。HALは人間と言葉により会話が可能であり、高い知能を持っています。時に人間と意見をぶつけあって感情的になるような場面もあります。高度な反面、人間らしさを持ったコンピューターでもあります。このHALにはどのような由来があるものでしょうか?

IBMの上

HALの名前の由来には諸説ありますが、実在するコンピューター企業であるIBMと関係があると言われています。アルファベットの順番をAから並べて行くと、Iの前にH、Bの前にA、Mの前にLがきます。

つまりHALは、IBMの上を行くコンピューターであるという意味が込められているのです。

WINMXとWINNY

この、アルファベットの並べ方ではWINMXWINNYの関係があります。WINMXを超えるツールとして、Mの次にくるN、Xの次にくるYを設置したネーミングを作ったのです。

21世紀は来たか?

2001年宇宙の旅』は21世紀最初の年が舞台となっています。21世紀が来た瞬間にこの映画を見るというプレイもあったようです。しかし、実際の21世紀には、HALのような高度なコンピューターは実現していません。映画のような宇宙探索の旅もまだ実現していません。ひとまず、向こう30年くらいのうちには、火星への有人探索が実現してもらいたいものです。

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