きゅうりに蜂蜜をかけるとメロンの味」「プリンに醤油をかけるとウニの味」など、筆者が小学生の頃には「意外な結果を生む食べ合わせ」についてのアイデアが都市伝説のように流行しました。

味覚とは実に複雑なもので、食材の組み合わせ方によって思いがけない味が生まれるものです。

1つ1つは美味しいものなのに、食べ合わせ次第でものすごく変な味になる食べ物の組み合せというのもありますよね。筆者は先日、納豆の後にフルーツグラノーラを食べたところ、口の中も胃の中もなんだか妙なことになり大変後悔しました。

もうこれ以上後悔しないよう、他の「イケナイ組み合わせ」も知っておこうと調べてみると、教えて!gooにこんなQ&Aがありました。

これを食べた後これを食べると… 大変だあぁあッッ!!

「皆さんの経験で、あるものを食べた後にある物を食べるととんでもない事が起こる、という食い合わせを教えて下さい」という質問者さんに、さまざまな回答が寄せられています。

■日本古来の伝承「合食禁」


うなぎ梅干しだったかな。。。てんぷらと何とかも。日本古来の言い伝えのようですが。。。」(noname#74852さん)

これは日本で古くから伝承されている「合食禁」の1つですね。「うなぎ梅干し」は消化に悪いとされていたのですが、実際には逆に梅干しが脂分の消化を助けるため、相性の良い食材なのだそうです。

また「てんぷら」と相性が悪いとされているのは「スイカ」。一方は脂分が多く、他方は水分が多いので、胃の負担が大きいのだとか。

「このお正月に、とんでもなく口に合わない食べあわせを経験しました。鶏なんば(鴨なんばの鶏肉バージョン)のおだしと、数の子のしょうゆ漬け。これ、合わないです…」(chero11さん)

こちらは一見問題なさそうな組み合わせなので意外ですね。もうすぐやってくるお正月にはくれぐれも気を付けたいものです。

■後味が独特な食品は味覚的にキケン!


スルメを食べたあとにミカンを食べると不味いです。どれだけ不味いかお試しください」(KGSさん)

試す前からなんだか不穏な感じがする組み合わせです。順序が逆なら問題なさそうですが…。スルメは後に残る味わいが独特なので色々とキケンが多そう。少なくともフルーツ類は全滅かもしれません。

いよかんを食べた後、すぐに牛乳を飲むとまずいです。学校給食で同じ事を思った人は多いはず」(noname#51262さん)

これ、筆者も経験したことがあります。いよかんを食べた後に口に残る苦みが牛乳と混ざると、なんとも言えない微妙な味になるんですよね。思い返せば「○○と牛乳は合わない」という組み合わせのバリエーションのほとんどは学校給食で経験してきたような気もします。

調べるほどに無限に広がる、食べ合わせ。奥深い世界ですね。他にもご存じの方がいたら、ぜひコメントで教えて下さい。

吉川晶子

すごい合わない食べ合わせ