「となりのトトロ」の草壁サツキとメイの姉妹が住んでいる家をミニチュアハウスとして再現した「となりのトトロ みんなの草壁家」が7月20日に発売される。
構想と開発に2年の歳月をかけたという同商品は、「昭和初期頃に建てられ、長い間放置されていた」という設定と古い家の趣を再現するために、ゆがんだ雨どいや色あせた瓦、汚れたトタン屋根といった経年劣化を感じさせる彩色やエイジング加工など、細部まで工夫が凝らされている。
ミニチュアハウスでありながら高さ約27センチ、幅約53センチという見ごたえあるサイズに加えて、屋根を取り外すこともできるため、建物の内部までじっくりと鑑賞するこができる。母屋、書斎、炊事・風呂場の大きな3棟のパーツと、ちゃぶ台やお風呂の蓋、煙突といった7点の小物パーツで構成され、間取り図や建物の見どころをまとめた小冊子も付属する。
さらに「となりのトトロ」ファンにはうれしい仕掛けも満載。揺らすとグラグラゆれるボロボロのテラスの柱や、屋根裏部屋に上がる階段に落ちているどんぐりが再現され、小トトロを追いかけてメイがのぞき込んだ床下にはラムネ瓶が落ちている。
また、押入れの中にはメイの帽子や布団があり、屋根裏部屋の書斎の机の上にはメイが摘んできた花が飾られ、壁には隙間がある。炊事・風呂場にある手押しポンプは実際に動かすことが可能で、茶の間と和室の天井には部屋の明かりをつけるためのスイッチが付いていたりと、見て触って楽しめる仕様になっている。作中で「お化け屋敷みたい」と言われていたように、ちょっぴり怪しげだが、ドキドキとわくわくがたくさん詰まった「草壁家」が隅々まで再現されている。
価格は4万8400円(税込み)。持ち手付きのカラー箱入り。ジブリがいっぱい どんぐり共和国(全40店舗)、オンラインショップそらのうえ店で7月20日から発売。
コメント