7月クールのTBS系日曜劇場唐沢寿明主演の「ナポレオンの村」に決定した。

【写真を見る】唐沢らが田植えを体験

舞台は、日本の原風景を色濃く残す美しい村だが、消滅寸前の限界集落。そんな村を立て直そうと東京の西の果ての市役所にスーパー公務員が赴任してくる。本作は彼を取り巻く役所の面々、村人たちとの交流、そして村が生まれ変わっていく姿を描くオリジナルストーリーとなっている。

唐沢は東京都庁の職員で、役人として日本の未来を作るという大義の下、限界集落と呼ばれる過疎地に着目し、その土地にしかないものに価値を持たせて希望の種を蒔くために神楽村を再生させようと決意する主人公・浅井栄治を演じる。

栄治を取り巻く共演者にも豪華な顔ぶれが集結。唐沢演じる浅井の同僚となる星河市役所農林商工課職員で、市長の福本(沢村一樹)から浅井が暴走しないようひそかにお目付け役を命じられる浅井の相棒・岬由香里には麻生久美子。

浅井の年の離れた幼なじみで、金儲けの才があり、コンサルタント会社を経営している浅井の一番の理解者・戸川真人に山本耕史

浅井の上司となる星河市役所農林商工課の課長で、市長の福本の命で浅井が推進しようとするプロジェクトの邪魔をしようと画策する市長の腰巾着・山田大地にムロツヨシ

さらに、神楽村に古くからある菰田(こもだ)神社の神主で、村民に対して絶大な影響力を持つ長老的な存在の菰田孝三郎にイッセー尾形。

おしゃれダンディーな雰囲気をまとい世間からは“イケメン市長"と称され困窮した財政を立て直すために神楽村の廃村を陰で進めている星河市長・福本純也に沢村一樹がふんする。

先日、クランクインに先駆けて、唐沢をはじめ、麻生、山本、ムロ、沢村の出演者5人が、ドラマの舞台となるのどかな神楽村の雰囲気をひと足早く肌で味わおうと、撮影現場となる棚田を訪れ、役作りの一環とヒット祈願をこめて田植え作業を体験!

小一時間ほどの田植え作業を終えた唐沢は「本当は(農家の方がやられるように)きちんと作業したら大変なのでしょうけど、僕らがやった範囲ぐらいの広さ(棚田2面弱)までなら慣れてくるにつれて楽しくなってきました」とノリノリ。

麻生も「すごく楽しかったです。土いじりが好きなので、もっと続けたいくらいでした」と笑顔。

一方、田植え中、隣のムロと冗談を言ってはじゃれ合っていた沢村は「見るのとやるのでは全然違うね。泥の中で上手く足さばきをこなしながら植える作業は結構難しかった。でもみんなでこうしてやるのは楽しかった!」と満足げ。

ムロも「この快晴の下、5人で田植えが出来ると思ってなかったです。隣の沢村さんに田植え中、ちょっかいを出されたりしましたが、とても楽しかった!」と皆、各々田植えを堪能し、6月に控えたクランクインに向けて早くも気持ちを一つにしたようだった。

「ナポレオンの村」の主演の唐沢寿明(写真上段中)と唐沢を取り巻く共演者たち(唐沢から反時計回りに麻生久美子、ムロツヨシ、山本耕史、イッセー尾形、沢村一樹)