映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』(未)や『ゾンビ』で知られるホラーの巨匠ジョージ・A・ロメロが2014年に発表したグラフィック・ノベル『Empire of the Dead(原題)』がドラマ化されるという。

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 マーベルから刊行された15号にわたるグラフィック・ノベル『Empire of the Dead(原題)』は、ゾンビのみならずヴァンパイアも登場するというロメロの力作。人々がゾンビ化する病が世の中に蔓延して何年も経った後のニューヨークが舞台。感染から逃れるため隔離されていたマンハッタンの中でゾンビが出現し、おまけに“古代のプレデター”が猛威を振るうという。

 Colliderによると、ロメロは映画『サバイバル・オブ・ザ・デッド』(10)などの製作総指揮を務めるビジネス上のパートナー、ピーター・グルンウォルドと共にドラマ版の脚本を執筆する。2人は製作総指揮を兼任するそうだ。

 ドラマ化は、日本では7月18日公開予定のケヴィン・スミス監督作『Mr.タスク』を手がけたデマレスト・フィルムズが企画。同社からは映画『マチューテ・キルズ』(14)を製作したサム・イングルバードと、ウィリアム・D・ジョンソンが製作総指揮として名を連ねる。

ジョージ・A・ロメロ原作の『Empire of the Dead(原題)』グラフィック・ノベル表紙(※Marvel.comのスクリーンショット)