週刊少年ジャンプ』に連載し、人気を博した『遊☆戯☆王』。この作品に登場するカードゲームを元にデザインされた『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』シリーズで遊んだことがあるという人は多いのではないでしょうか。

この人気カードゲームの経験者に、ゲーム中によくある出来事を聞いてみました。

●「オレのターン!」「ターンエンド!」というせりふだけ、つい大声で叫んでしまう。アニメから入ったので、そうなってしまった。デュエルが長引くとだんだん飽きてくるけど(笑)。(24歳男性/理系)

アニメだと、みんな元気よく宣言していましたね。

●『ブラック・マジシャン・ガール』が好きすぎて、カードだけではなくグッズにまで手を出してしまった。そこから自分のオタク人生が始まったといっても過言ではない。(22歳男性/理系)

原作を含めて、とても人気のあるカードでした。確かにかわいいデザインです。

●『青眼の白龍』を使ってみたいと思ってデッキに入れてみたけど、漫画のように自由には使いこなせなかった。うまくいくと面白いので、今でもついデッキに入れてしまう。(23歳男性/文系)

原作漫画のカードバトルを再現するのは難しいですね。決まればドラマチックなのですが。

●兄が原作を読んでカードも始めた。最初のうちは余りのカードをもらってデッキを組んでいたけど、最終的には私の方が兄よりハマってしまってカードも買いまくった。(22歳女性/文系)

女性のプレーヤーも多いゲームでしたね。筆者の知り合いの女性も熱心に遊んでいましたよ。

●原作に登場したカードやコンボを試してみたいと思うんだけど、常に新しいものが出てきて追い付かなかった。やっとカードが手に入るころには、別の強いカードが登場していた。(22歳女性/理系)

常にプレーヤーの興味を引く新要素が出てくるというのは、なかなかまねできないですね。
●ルールの擦り合わせがちゃんとしていなくて、ケンカになることがしょっちゅうあった。同じメンバー同士で遊ぶのが気楽で良かった。(20歳男性/理系)
これはトレーディングカードゲームに限りませんね。事前にきちんと確認しましょう。

●友人同士でデュエルしていて勝負がついたとき「やめてー、●●のライフはもうゼロよー!」と言ってしまう。友人も、見ている番の人は言っていた。自分が負けたときはイラッとくる。(23歳男性/文系)

アニメで有名なシーンですね。皆さん喜んでまねしていたようです。

●友人でわなカードの扱いだけ異常にうまいやつがいた。彼に言わせると自分は単純すぎるとか。性格の出るゲームだなと思った。(22歳男性/文系)

デッキの組み方とか、好きなカードとか、けっこう性格が出ますよね。
●勝負に負けた後、次にドローするカードを見ると、結構な確率で早く引きたかったカードが出てくる……。あと1回持ちこたえられたら、ということがよくあった。(23歳男性/文系)

そのカードを引けるかどうかという運の強さも試されるゲームですね。

●カードショップに行くと、ジャンクの山をついあさってしまう。もしかしたら掘り出しものがあるかも……。まあ、基本的にはそんなものは出てこない。(22歳男性/理系)

ゲームソフトやCDなら、たまにお宝に出会うこともありますね。カードの場合、ジャンクのカードにお宝が混入することはないでしょう。

●カードを持ってない友達を誘うために、みんなで要らないカードを集めてプレゼントする。もらったカードだけではどうにもならないので、そういう人は結局たくさん買うことになる。(23歳男性/文系)

最初は「もらえてラッキー」とか思うのかもしれませんね。

いかがでしたか? 人気のあるゲームなので、今でも楽しんでいるという人もいらっしゃるかもしれません。今回ご紹介したような数々の不運にもめげず、末永くデュエルを楽しめるといいですね。

(藤野晶@dcp)