3000形と連結!?
2024年度末の営業運転開始を目指す
京成電鉄は2024年8月5日(月)、新型車両3200形の搬入が完了したと発表。実車の画像も公開しました。
3200形は2両単位でフレキシブルに編成車両数を変更できることが特徴。京成線の車両の伝統的なカラーリングである赤と青を踏襲した外観となっています。連結運転時に常時通り抜けが可能な構造とするため、これまで投入されてきた3000形や3100形と異なり、正面貫通扉が中央に配置されました。
車内は17インチLCD車内案内表示器を各ドア上に2画面設置。プラズマクラスターイオン発生装置や防犯カメラなども搭載しています。最新の半導体を使用したSIC-VVVF制御装置を搭載することで、3500形車両よりも電力消費量が約69%削減される見込みです。
3200形は、日本車両製造から北総鉄道の印旛車両基地まで輸送された後、3000形車両による牽引回送で宗吾車両基地に搬入されています。京成電鉄は今後、2024年度末の営業運転開始を目指し、各種試験を進めるとしています。
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