5日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、入倉(岡部ひろき)から飛び出した暴言に寅子(伊藤沙莉)が見事な返しをし、視聴者は爆笑。涼子(桜井ユキ)ら周囲の反応にも注目が集まった。
■「クソババア」と言われ…
過去の秘密と苦しい胸の内を明かし、店の外で気持ちを落ち着かせる航一(岡田将生)に寄り添っていた寅子。
店に戻ると航一の部下で刑事部判事補の入倉が声を上げて泣き始め、心配して声を掛ける寅子に「俺って本当に人を見る目がない…」と吐露する。航一のことを“つまらなくて退屈な人”だと思っていたという入倉は「佐田さんのことだって、小うるさいクソババアとしか思ってなくて…」と告白。
これに一瞬ムッとした寅子だが、「入倉さん、私も思っていたわ。差別主義者のクソ小僧って」と返し、フフッと笑った。
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■瞬発力と強靭なメンタルに絶賛の声
この静かな罵り合いにXでは「クソババア」「差別主義者のクソ小僧」がトレンド入り。
「クソババアとクソ小僧の応酬笑っちゃった」「罵り合いがおもろすぎて、おにぎりのご飯粒吹き出しちゃった」「寅子の見事な返しに朝から笑った笑った」などと視聴者は爆笑となり、「小うるさいクソババアに対するあの瞬発力が私にもほしい」「クソババアと言われたらクソ小僧と返せばいいのか…」「笑顔で殴り返せる寅子のメンタルを見習いたい(笑)」との声が上がった。
一方で「だからおあいこ。私も人を見る目がない。というよりも、心を閉ざして見ようともしていなかったんだもの。反省するわ。ごめんなさい」という寅子の言葉に「寅ちゃん優しいな。暴言をおあいこにまで持ってった」といった声もあり、「ついに皆の溝が埋まった感」「距離が縮まって良かった」と安堵した視聴者もいるようだ。
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■涼子の反応に「見逃してないぞ」
また、「クソババア」という言葉に目を見開いて瞬きが増える航一、ギョッとして視線を落とす玉(羽瀬川なぎ)、思わず2人のほうへ体を向ける杉田次郎弁護士(田口浩正)など周囲の反応に「見応えあった」「みんなの気まずい反応好き」との声も。
なかでも「ふっと横を向いた涼子さまを見逃してないぞ」「涼子様笑いをこらえてなかった??」「涼子様『小うるさいクソババア』がちょっとウケたのかな」などと、そっと顔を横に向けた涼子が印象に残った人は多いよう。
しかし一方で「下品な言葉に拒否反応示しただけよね。表情よく観てみて。全然笑ってないもの」「3回目見たけれどやはり涼子さまは汚い言葉である『クソババア』に顔をそむけたのであって笑いをこらえる為に目線を外したわけではないと思うのだが…」といった声も見られた。
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