14日(水)は、元台風5号の熱帯低気圧が津軽海峡付近に進む影響で、北日本や北陸ではくもりや雨となり、雷を伴った非常に激しい雨の降る所もあるでしょう。北日本では土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。その他の地域は晴れる所が多いものの、午後は大気の状態が不安定となるため、所によりにわか雨や雷雨がある見込みです。
なお、台風6号は日本の東を北西に進み、14日には熱帯低気圧に変わる見通しです。また、台風7号は日本の南を北上し、14日の夕方から夜にかけて小笠原諸島に最も接近する見込みです。小笠原諸島では大雨や強風、高波に注意が必要です。さらに、南鳥島近海で発生した台風8号は、今後北よりに進む見通しです。

(気象予報士・吉田 信雄)

14日午前9時の予想天気図。