誰しも仕事を辞めたくなったことが一度はあるだろう。宮城県の50代男性も現在の仕事を辞めたくなることがあるそう。
現在、福祉関係の仕事をしているが「会社にとって法律上、必須の業務なのにその業務に必要な時間をもらえない」ときに辞めたくなるという。背景には、
「社員全員が社長の友達関係で私との扱いが違いすぎる」
という問題があるそうだ。社長の友達というだけで業務や待遇面で優遇される職場だとしたら、まじめに働くのが嫌になりそうだ。(文:天音琴葉)
大企業社員と一緒に働く関連会社社員が自分はできると「勘違い」して…
群馬県の40代後半の女性(素材・化学・食品・医薬品技術職/年収600万円)は以前、大企業の研究所で関連会社社員として働いていたとき、辞めようと思った瞬間を次のように回想した。
「そこは大企業社員と関連会社社員が混ざって働いていて、そこそこ充実した日々でした。しかし大企業の研究所で高いレベルの研究に携わって感覚が麻痺するのか、関連会社の社員の中にはその高揚感から自分より少しでもレベルが低い同僚を上から目線や傲慢な態度を取ったり……なんとなく勘違いしてる人たちに飽き飽きして辞めました」
これは女性はうざかっただろう。転職して食品メーカーで研究職に就いているといい、現在の職場では辞めくなるほどの問題は起きていないようで何よりだ。
経理の仕事をしているという滋賀県の40代女性は、辞めたくなる瞬間を次のように明かす。
「今の経理の仕事について半年経ったとき、1人定年退職され、その後人手不足と、非効率な仕事のやり方で、残業が毎日21時や22時まで3年間続いたときに体力的に限界に達した」
これは人手不足の職場では他人事ではないだろう。しかし残業が3年間も続けば辞めたくなっても不思議ではない。女性は人間関係に疲れたときにも辞めたくなると付け加えていた。いくら生活のためとは言え、心身が悲鳴を上げているなら辞めるのもアリではないだろうか。
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