劇場アニメ「ONE PIECE FILM RED」が、10月13日にフジテレビで地上波初放送されることがわかった(完全ノーカット)。さらに、同日には原作者の尾田栄一郎氏が「ONE PIECE」の連載前に描き下ろした短編「MONSTERS」を原作とするアニメ「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」(モンスターズ いっぴゃくさんじょうひりゅうじごく)も地上波初放送される(※関東ローカル)。
「ONE PIECE FILM RED」は、国民的漫画「ONE PIECE」の劇場版シリーズ15作目。音楽の島・エレジアを舞台に、世界中を熱狂させる歌姫で赤髪のシャンクスの娘であるウタと、ルフィ率いる麦わらの一味、そしてシャンクスによる物語を描く。2022年8月に公開され、23年1月に終映を迎えるまでおよそ半年間のロングランを記録。その後、「もう一度、劇場で見たい!」というファンの期待に応える形で、2023年10月にアンコール上映を実施し、最終的な興行収入は203.4億円、国内観客動員数は1474万人(興行収入、観客動員数ともに興行通信社調べ)を記録し、邦画歴代興行収入ランキングの4位にランクインした。
なお、放送時間は後日発表される。
◆「ONE PIECE FILM RED」あらすじ
世界で最も愛されている歌手、ウタ。素性を隠したまま発信するその歌声は“別次元”と評されていた。そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味、ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。物語は、彼女が“シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出す―。「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡(さかのぼ)る。
◆「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」あらすじ
平和な時代にただひとつ、緩やかな時の流れをかき乱す〝恐怖〟が天空を舞っていた。その土地の絶対の壊滅をも意味するという“恐怖”。それは竜の出現だった――。
若き 19歳の尾田栄一郎が「ONE PIECE」連載前に描きおろした伝説の短編、侍・リューマの剣戟活劇譚。
◆【コメント】
【「ONE PIECE FILM RED」プロデューサー・梶本圭(フジテレビ映画制作部)】
「あの熱狂、あの興奮、あの感動から2年。長年のONE PIECEファンから新たに映画をきっかけにファンになった方。本当に多くの方に映画館にご来場いただきました。小学生の男の子から“5回目のライブに行ってくる!”とありがたい言葉をいただいたり、女の子が劇中歌を口ずさんでいたりする姿を見て世代の広がりを感じ、老若男女に響いたことはうれしい限りです。
そして、ようやく皆様にテレビで見ていただける日がきました!映画館まで来ていただいた方も、初めて見る方も一緒になってエレジアのライブ会場でウタのライブを見て盛り上がりましょう!」
【日高峻(フジテレビ編成部)】
「1999年10月20日にTVアニメの放送がスタートしてまもなく25年、たくさんのONE PIECEファンの皆様に支えられてここまで歩んでくることができました。そんなアニメ放送25周年を記念して、10月13日はONE PIECE尽くしの一日をご用意させていただきました!激動の展開を迎えているTVシリーズ・エッグヘッド編、ONE PIECEの世界観とも繋がりのある尾田栄一郎先生原作の『MONSTERS 一百三情飛龍侍極』、そしてシリーズ史上最大のヒットを記録した『ONE PIECE FILM RED』を完全ノーカット放送でお届けします!アニメシリーズの節目となるこの機会に、皆さんで一緒に盛り上がりましょう!是非お楽しみください」
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