7月18日(土)から20日(祝)まで、岐阜県白川村では、映画・食・アートが楽しめるイベント「CINEMA CARAVAN in 白川郷」が開催される。

【写真を見る】1995年に世界文化遺産登録された白川郷。貴重な合掌造りの集落と、日本の原風景が広がる

「CINEMA CARAVAN」は、“地球と遊ぶ”がコンセプトの移動式映画館だ。2015年で6回目を迎える逗子海岸映画祭を筆頭に、国内外の様々な場所で実施されている。

今回は、白川郷の「世界文化遺産登録20周年記念」イベントの一環として行われ、荻町合掌造り集落や平瀬温泉地区など、白川村全体が舞台となる。

村には、合掌造り家屋の茅葺きや藁縄などの技術を用いて作られたスクリーンが期間限定で出現。映画は、白川郷の特徴である、“のどかな日本の原風景”になじんだ、年齢問わず楽しめる作品を上映するという。

さらに、“五感で楽しむ白川郷”をテーマに、映画だけでなく、食、アートなどのプログラムを用意。食に関するイベントでは、渋谷・神山町の人気フレンチレストラン「Pignon」の吉川倫平シェフがプロデュースする地元の食材や調理法、民芸品などの文化を体験できる「share the table」を展開。フードブースも出店される。他には、日本三名山・白山でのハイキングや、アーティストによる楽曲制作などのイベントを予定。

白川村役場・観光振興課の担当者は「白川郷に訪れたことがある人も、地元住民にとっても、新たな魅力が発見できるイベントになる」と話す。

どこか懐かしい風景が残る白川村で、特別な時間を過ごしてみてはいかが?【東海ウォーカー

夏の白川郷で映画・食・アートが楽しめるイベント「CINEMA CARAVAN in 白川郷」(写真はイメージ)