だしぬけの火炎放射も芸のうち？ライブ配信中に、購入したてのロボット犬が、芸を見せるタイミングでいきなり炎を噴射した。その恐ろしい挙動がたちまち物議をかもすこととなった。
インスタグラムのフォロワーがリアルタイムで見守るなか、ペットのロボット犬（サーモネーター）に火を噴かれる、という異様な事態に直面したのは、人気YouTuber 兼オンラインストリーマー の IShowSpeed さん。
とっさにジャンプで避けてプールに逃げるも、あえなくロックオンされ、ついには炎の追撃に狼狽しながら立ち去ることに。
そもそも火炎放射機能からして不穏だが、なにより制御不能なところに戦慄する。射程内に人がいるのに火を噴くってそれペットというより歩くウェポンや。
関連記事：犬型ロボットがキャラ変！spotがもふもふ着ぐるみを着てダンス
関連記事：火炎放射器搭載の犬型ロボット「サーモネーター」がついに一般販売
購入したてのロボット犬サーモネーターを紹介
今月3日、アメリカのYouTuber兼オンラインストリーマーのIShowSpeedさんが、ライブ配信中に新しく購入したてのロボット犬を紹介した。
見おぼえある人もいそうだが、実はこのロボ、以前お伝えした、火炎放射器搭載型の犬型ロボット「サーモネーター」。ちなみにお値段およそ1400万円（約10万ドル）もしたそう。
いかにも未来風なロボット犬は、初めのうちはIShowSpeedさんの指示に従い「おすわり」などの基礎的な芸をきっちり披露し高性能アピール。
関連記事：映画館の進化がすごい！天井を使い燃え広がる炎を演出
一方フォロワーも、その後の恐ろしい展開など知る由もなく、さすがの身のこなしに感心して視聴していた。
いきなりロボット犬の火炎放射に追われることに
楽しい空気が一転したのはその直後、IShowSpeedさんが「吠えろ」と指示した瞬間。ロボット犬が吠えたと同時に、背中の放射器から突然炎が噴き出した。
だしぬけにしかもペットから火炎放射を受けてしまったShowSpeedさんは、驚きながらとっさにジャンプ。炎を避けつつ横のプールに飛び込んだ。
関連記事：火炎放射器を搭載したロボット犬が登場、アメリカで予約販売開始
思いもよらぬ展開にざわつくフォロワー。が、ロボット犬の不穏な動きは止まらない。
動揺が収まらず、プールから絶叫するIShowSpeedさんをよそに、プールサイドでまたもや噴射。
さらに恐ろしいのがここからだ。
さすがにこれで終わりでしょ？と思いきや、ロボット犬は IShowSpeed さんに向き直り、彼めがけて噴射の構えをとった。
そこで逃げながら「やめろ！」と叫ぶ彼の声にも応じることなく、再び炎を噴き出したのだ。
関連記事：アメリカの冬の風物詩 「火炎放射器で除雪」はじまりました
まるで制御のきかないロボット犬から逃げようとする IShowSpeed さん。
しかしロボット犬の追跡はなお続く。そこで動画は切れてるが、直前にロボット犬が止まったようにも見える。
「信じられない」「ロボット怖い」「実は仕込み？」の声
この映像はインスタグラムで4500万回以上、YouTubeでも繰り返し再生され、くぎ付けになったユーザーからこんな声が寄せられた。
・10万ドルのロボットから火あぶりにされる事案
・信じられない。CGかと思った
・ほんとクレイジー
・ロボット技術の未来が怖い
・ブラックミラー（イギリスのダークSF系テレビドラマ）のようだ
・命がけかよ
・この展開不気味すぎ
・これガチ？それとも仕込み？
・ガチだよ。ストリーミングをチェックしてみなよ
・ロボットの反乱でしょ
今後はロボット犬の修理過程をライブ配信
ちなみに IShowSpeed さんは、とびきり高価なこのロボットを修理するそう。買ったばかりで手放しても損なだけ、ってことらしいが、その修理過程もちゃっかりライブ配信するもよう。
そう聞くと上のコメントにあるように、火を噴くのも芸のうちというか、まるごと仕込みだったかもしれないし、そこだけリモコンで動かしてたのかもしれない。
ロボットの危険性に気づかされた人も
いずれにしても、ペットのはずのロボット犬が、突如人に向かって火を噴いた衝撃的なシーンは多くの人に強烈なショックを与えた。
まるで意思を持っているみたいだ、という人もいて、ともすれば殺傷武器に転じるロボットの危険性にあらためて気づかされた人もいたようだよ。
コメント