□動画リンク
https://youtu.be/V5_0mp4xPqM

TIGER & BUNNY」シリーズのキャラクター原案や、「牙狼 ‐紅蓮ノ月‐」のメインキャラクターデザインなどで知られる漫画家・桂正和氏の代表作「ウイングマン」の誕生40周年を記念して、実写テレビドラマ化が決定した。ティザー映像と桂氏による描き下ろしイラストが公開されている。

原作は「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で1983~85年に連載された、桂氏の連載デビュー作。書いたことが実現する「ドリムノート」を手に入れた中学生の広野健太が、ノートの力でヒーローのウイングマンに変身し、異次元世界「ポドリムス」からやってきた美少女・アオイとともに、ポドリムスを支配する独裁者・リメルに立ち向かっていく姿を描く。84年には「夢戦士ウイングマン」としてテレビアニメ化された。

実写ドラマ版では、健太の設定が高校2年生へと改められる。登場キャラクターのキャスティングは明らかにされていない。脚本は桂氏原作の実写ドラマ「電影少女‐VIDEO GIRL AI 2018‐」「電影少女‐VIDEO GIRL MAI 2019‐」に参加した山田能龍のほか、西垣匡基、中園勇也が担当。制作をテレビ東京東映ビデオが行う。

放送は、10月22日深夜12時30分からテレビ東京テレビ愛知テレビせとうちテレビ北海道TVQ九州放送でスタート。見放題同時配信はDMM TVの独占で、見逃し配信は「ネットもテレ東」(テレビ東京公式サイト、TVer)で行われる。なお、DMM TVでは10月16日から第1話を先行配信する。

15秒のティザー映像には、実写のウイングマンが「チェイング(変身)」のポーズを決める姿を収録。桂氏による描き下ろしイラストには、ウイングマンとアオイを中心にメインキャラクターたちが集結し、実写ドラマ化を祝う様子が描かれている。

桂氏と、実写ドラマ版のプロデューサーを務める前田知樹氏からのコメント全文は以下の通り。


桂正和(原作)】

42年前からの夢。
ウイングマン実写化。
感無量です。


【前田知樹 (プロデューサー/テレビ東京 配信ビジネス局)】
深く深く愛され続けている伝説のヒーロー漫画をついに実写化します!
テレビ東京桂正和先生の作品を実写化させていただくのは「電影少女」に続いて2作目。
今作は特撮の歴史を作ってきた東映ビデオさん、今一番勢いのある配信プラットフォームであるDMM TVさんとタッグを組み、魅力あふれるキャスト陣、深い原作愛を持つスタッフ陣が一丸となって制作に臨んでおります。
個性豊かなキャラクター、眩しく輝く恋と青春、心躍らす展開の数々、そんな原作の持つ魅力を、2024 年の世界でどう表現していくべきか、真摯に向き合いました。嘲笑的な態度がもてはやされる今の時代でこそ輝く、実直で“青い”魅力にあふれたヒーロー作品になったと思います。
素晴らしい脚本家陣が作り上げた人間ドラマ、迫力満点のアクションシーンも大きな大きな見どころです!
ぜひ、ご期待ください!

(C)桂正和/集英社・2024「ウイングマン」製作委員会