現役時代にドルトムントで活躍した元ポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキ氏と同DFウカシュ・ピシュチェク氏の引退試合が、7日にドルトムントの本拠地『ジグナル・イドゥナ・パルク』で開催された。同日にドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えた。
ブワシュチコフスキ氏の“チーム・クバ”がピシュチェク氏の”チーム・ピシュチェク”を5-4で下したメモリアルマッチには、両氏とともにプレーしたOBらが多数集結。現在ドルトムントを率いるヌリ・シャヒン監督は選手としてプレーし、DFマッツ・フンメルス(現ローマ)やヘンリク・ムヒタリアン(現インテル)らも参戦した。また、ブワシュチコフスキ氏やピシュチェク氏とともに2010-11、11-12シーズンのブンデスリーガ連覇を達成したユルゲン・クロップ氏が、監督として『ジグナル・イドゥナ・パルク』への凱旋を果たした。
2023-24シーズン限りでリヴァプールの監督を退任し、現在フリーのクロップ氏は試合後、「同窓会のようだね。人生のどこかで再会し、ただ一緒に楽しい時間を過ごす。これこそ私がいつも夢見てきたことだ」と、教え子たちと過ごしたひと時の余韻に浸った。
また、再び8万人を超えるサポーターからの大声援を受けたブワシュチコフスキ氏とピシュチェク氏は、試合後に次のような感謝の言葉を述べた。
▼ブワシュチコフスキ氏
「私たちにとってはとても名誉なことだったし、私はここでの全ての試合を楽しんできた。クラブ全体、スタッフ、選手、コーチたち–ありがとうと言いたい。何年も一緒に過ごしてきた。素晴らしい瞬間も、困難な瞬間も、ともに経験したファンに感謝している。ボルシア、すべてにありがとう!」
▼ピシュチェク氏
「来てくれたみんなに感謝したい。私たちは長年、クラブのためにピッチですべてを捧げてきたし、今日もそうだった。本当にありがとう!私は常にクラブの代表として誇りを持ってプレーしてきたし、これからもそうしていく。ボルシア・ドルトムントよ、永遠に!」
ロマン・ヴァイデンフェラー、マルチン・ヴァシレフスキ、ネヴェン・スボティッチ、マッツ・フンメルス、デデ、ヤクブ・ブワシュチコフスキ、カミル・グロシツキ、モリッツ・ライトナー、アントニオ・ダ・シルヴァ、ネルソン・バルデス、ルーカス・バリオス、ユリアン・コッホ、フェリピ・サンターナ、ジョヴァンニ・フェデリコ、ケヴィン・グロスクロイツ、モハメド・ジダン、ムラデン・ペトリッチ
◆■チーム・ピシュチェク メンバーヤロスラフ・ドロブニー、ウカシュ・ピシュチェク、ソクラティス・パパスタソプーロス、エリック・ドゥルム、マルセル・シュメルツァー、エメル・トプラク、ヌリ・シャヒン、ゴンサロ・カストロ、ヘンリク・ムヒタリアン、アドリアン・ラモス、ユリアン・シーバー、マルヴィン・ヒッツ、パク・チュホ、オリヴァー・キルヒ、フロリアン・クリンゲ、ヤツェク・クジノヴェク、アルトゥール・ヴィフニアレク、ドミニク・ジェンバ、クシシュトフ・キクライシュ、ユリアン・ブラント
【ハイライト動画】ドルトムントのレジェンド引退試合、チーム・クバvsチーム・ピシュチェク
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