日本デジタル・プロセシング・システムズは2024年9月2日9月3日の2日間、富山県民会館にて開催された「北陸放送機器展 2024」に出展。DPSJ取り扱いブランド、Magewell、OBSBOT、Metusのブランドを展示した。

気になったのは、Metus社の展示だ。以前から取り扱いを開始していた「Metus Wall」は、ビデオ機器(SDI/HDMI)、メディアファイル(MP4/ MXF)、IPストリーム(NDI/HLS)など複数の入力ソースに対応し、シンプルなUIによりビデオウォールディスプレイの構築を可能するソリューションだった、

そこからNDIの1本に絞ったのが「Metus NDI Multiview」だ。ネットワーク上にあるものすべて拾って、マルチスクリーンでビューを構成できる単純なソフトウェアだ。

実は、これまで手軽にNDIをマルチビューで表示できる方法というのはなかった。実現するのはスタジオモニターを4つ並べたり、TriCasterを持ち込むしかなかった。NDIをマルチで見るのは、簡単そうで難しかった。

NDI Multiviewは可能だ。純粋に確認したいだけだったら、NDI Multiviewだけで十分。非常にシンプルだけけれども、ぜひ用意したい便利なツールだ。

DPSJ、NDIストリームの管理を簡素化する「Metus NDI Multiview」を展示。複数のNDIストリームをシングルおよびマルチスクリーンで表示[北陸放送機器展2024]Vol.11