2024年9月5日、韓国・中央日報によると、オリオンビスケット「ビチョビ」が韓国を訪れた外国人観光客の間で「韓国旅行土産の必須アイテム」として評判になり、売り上げを延ばしている。

オリオンによると、年初から8月までの「ビチョビ」売上高は前年同期に比べ62%増加した。22年10月の発売以来、累積販売数は1700万個に達する。

ビチョビは全粒粉ビスケット板チョコを挟んだお菓子。味と食感が若者の間で評判を呼び、発売当初は人気のあまり品薄状態となった。昨年からSNS上に英語、中国語、日本語などさまざまな言語で「韓国土産にオススメ」「パッケージがかわいいからお土産に最適」などと投稿されるようになり、外国人観光客の間でも注目されている。

オリオンによると、ソウル駅、明洞(ミョンドン)など外国人観光客の多いエリアにある主要なスーパーのデータを分析した結果、今年8月までの売り上げは前年同期比360%増を記録した。最近はこうしたエリアを中心に韓国の伝統衣装を着たキャラクターのイラスト入りパッケージを販売するなどしているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「(伝統衣装の)パッケージデザインがいいね」「パッケージのアイデアがいい。観光客が買いたくなるだろうな」「これおいしいよ」「オリオンのお菓子はおいしいよね」など好意的なコメントが多数寄せられている。

一方で、「すぐに中国人がコピー商品を作るだろう」「そこまでかな…普通のチョコレート菓子の味だよ」「お菓子は日本のものが最高でしょ」「過剰包装だな」などの声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

5日、韓国・中央日報によると、オリオンのビスケット「ビチョビ」が韓国を訪れた外国人観光客の間で「韓国旅行土産の必須アイテム」として評判になり、売り上げを延ばしている。