アーセナルに所属するノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアに戦線離脱の可能性が浮上しているようだ。9日、『スカイスポーツ』や『アスレティック』など複数のイギリスメディアが伝えている。
ウーデゴーアは現地時間9日に開催されたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ3第2節のオーストリア代表戦に中盤の一角として先発出場。1-1で迎えた64分、クリストフ・バウムガルトナーのタックルを受けた際に左足首を捻るようにして着地し、プレー続行が不可能に。頭を抱えながら横たわると、その後は足を引き摺るようにしてピッチを後にした。
試合後、ノルウェー代表を率いるストーレ・ソルバッケン監督はウーデゴーアの状態について「ロッカールームで見る限り状態は悪そうだった。足首を捻挫したことは分かっている。じん帯を損傷していなければ大丈夫だろう」と言及。また、チームドクターを務めるオラ・サンド氏は「彼は足首に軽い捻挫を負っている。様子を見て超音波検査を行うかもしれない。確信が持てない場合は明日にMRI検査を行う」とコメントしていた。
ウーデゴーアの詳細な状態については依然として明らかになっていない。しかし、負傷の程度によっては今週末に控えるトッテナムとの“ノースロンドン・ダービー”を欠場する可能性があると各メディアは指摘している。なお、アーセナルはトッテナム戦後もチャンピオンズリーグ(CL)初戦のアタランタ戦やマンチェスター・シティ戦など重要な試合が控えている。
同じ街を本拠地とする“宿命のライバル”との直接対決を控えるアーセナルだが、前節ブライトン戦で退場処分となったイングランド代表MFデクラン・ライスは出場停止。また、日本代表DF冨安健洋とスペイン代表MFミケル・メリーノも戦列を離れている。さらにはイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリも現地時間6日に行われたフランス代表戦で負傷交代し、一足先に代表チームを離脱した。
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