現在高校生の長男が小学4年生の時に行った自由研究「ボクが1日お母さんをやった日」が、Xで236.7万件表示と話題になった。夏休みの宿題は、「自由研究が大変すぎる」「題材に困る」というあるあるの悩みもあるが、どのように息子さんと課題に向き合ったのか、お母さんに聞いた。
【詳細写真】“リスペクトと愛感じる”自由研究 仕事と家事、全て体験「お母さん、ありがとう!」が尊すぎる
SNSでは、「全小学生の夏の必修課題にしても良さそうなテーマ」「素敵な研究テーマで胸がいっぱいで涙が出ました」「息子さんの優しさが伝わってきてほっこり」「観察点が素晴らしい」などのコメントが寄せられ、テーマの素晴らしさに注目が集まった。
「我が家でも、決まるまでは頭を抱えます。小学校の時は決められたルールが特に無かったので、誰もやっていないこと、かつ人が興味持って見てくれそうなことを、子どもと親で意見を出し合っています。その中から子どもが決めています」
妊娠中のお母様を長男が「手伝いたい!」と言って始まった「ボクが1日お母さんをやった日」。
「どれもほとんどやったことがないお手伝いで、『全て新鮮だった』そうで、『大変だったけれど、赤ちゃん産まれたら手伝いたい』と言ってくれました。無事に夏休みから2ヵ月後に産まれ、オムツ替えるのを手伝ったりもしてくれました」
現在高校生になった長男は、将来の夢のために、県外の学校で寮生活をしている。反抗期もあったが、「親子の仲はさらに深まった」とお母様は言う。
「寮生活なので、自分でやらないといけないことも増えたようです。例えば、洗濯物が溜まってしまったりすると、『実家ではやって貰えてたからなぁ』と呟いていました。反抗期もありましたが離れたいま、さらに仲良くなった気がします。いまは将来やりたいことのために勉強に励んでますが、『この学校を選んで良かった』と言った時には、ホッとしました。安心して外に出せる子になったなぁと思います」
自由研究した時にお腹にいたお子さんは、来年小学校に入学する予定。「また自由研究が始まります」と決意あらたに語ってくれた。
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