10日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、寅子(伊藤沙莉)の友人・竹原梅子(平岩紙)の“老い”の演技に視聴者から絶賛の声が集まっている。
■うたた寝していた梅子が…
この日の放送では尊属殺人事件や東大安田講堂事件などの時代背景が描写。
よね(土居志央梨)と轟(戸塚純貴)は尊属殺人事件被告人の弁護を引き受け、汐見(平埜生成)と香子(=香淑/ハ・ヨンス)は娘の薫(池田朱那)が安田講堂事件で逮捕されていた。
そんななか、寅子はよねに呼ばれて山田轟法律事務所へ。事務所では薫の弁護を依頼しにきた汐見と香子がおり、司法試験に合格し前年に司法修習を終えていた香子が薫の弁護を自分でしたいと言い出して話が平行線になっていたが、そこへ梅子がおにぎりを持って休憩を提案する。
そして寅子たちが話していると、うたた寝していた梅子が椅子から転げ落ちてしまった。
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■「演技力に打ち震えた」「さすが」
この様子に視聴者からは「梅子さん?!」「体調大丈夫ですか…?」「梅子さん、大丈夫??? 何もないといいけど」などと心配の声が続出。
白髪に更年期、認知症と登場人物に次々と“老い”が見え始めた同ドラマは9日の放送で一気に5年が経過していたが、梅子の背中はやや丸く見え、足取りなどにも変化が…。
「梅子さんが一気に年をとったようで。小さくなってる…」「丸めた背中が梅子の年齢を端的に表している」「梅子さん、声が老けたな…」「梅子さんから一番感じる過ぎさりし年月」などと梅子の様子から時の流れを強く感じた人は多いよう。
また、「梅子さんの歩き方が完全に老婆のそれで、平岩紙さんの演技力に打ち震えた朝」「あの寝てる姿だけで老いを感じさせるのすごい…」「老けメイクでもないのにすごい芝居がおばあちゃんなの中の人さすが」「梅子さんだけキチンと歳を重ねている。コスプレではなく首の使い方とか全て」などと平岩の演技に絶賛の声が上がっている。
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■“退場”を不安視する声も
また、梅子は寅子にとって大学の同期ではあるが、寅子たちが大学生のときに梅子の長男はすでに大学生。三男が22歳のときには寅子が30代だったため、梅子は現在そこそこの高齢であると考えられる。
「梅子さんが…ちょっと心配…」「梅子さんもそろそろ不穏…?」「梅子さんにフラグ立った!?」と梅子の退場を不安視する人もおり、「尊属殺人について考えたいんだけど梅子さんが心配で今それどころじゃない」「安田講堂も父親殺しも何にも入ってこない」といった声も見られた。
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