1999年にTBSに入社し、アナウンサーとして「サンデー・ジャポン」「はなまるマーケット」のアシスタントなどのほか、ラジオ番組でも活躍した海保知里さん。結婚を機にTBSを退職した後はフリーアナウンサーに。現在はネイティブ並みの英語力を生かし、全編英語で送るYouTubeの日本観光ガイドチャンネル「Travel Japan」でナビゲーターを務めるほか、日本語と英語による絵本読み聞かせなども行っている。そんな海保さんが子育てや自身の日常などをつづっているInstagramでは、写真と共に自身が描いたユーモアあふれる4コマ漫画もアップ。そのなかで2024年1月から取り組んでいるダイエットの記録をご紹介すると共に、さらなるエピソードをご本人に聞いてみた。
目指すは1年でマイナス10㎏!「本気で痩せます!」とInstagramで宣言
更年期にさしかかったアラフィフの海保知里さんは、ホルモンの乱れや育児でのストレスが爆発。甘いものを食べないとおさまらないことが増えていたそう。その結果、今までにない体重増加に衝撃を受けたという。
「妊娠しているのかと疑うほど体重が増加し、さらに自然と戻らないことに気づきました。もともと太りやすい体質ではあったのですが、気付けば仕事用のジャケットの背中と腕まわりがパンパンで…。これは自分の限界を超えたと怖くなり、本格的にダイエットをしようと決意しました」
とはいえ、普段から「ダイエットしなければ」と、常日ごろから気にはかけていたという海保さん。自身を〝万年ダイエッター〟と称するだけあって、今までもいろいろなダイエットに挑戦してきたという。
「ダイエット経験は山ほどあります! キャベツだけダイエット、糖質制限、冷やし焼き芋、取り寄せダイエット食、18 時間ダイエット、クレンズダイエット、ウォーキングダイエット、レコーディングダイエット、ステッパー、暗闇トランポリン、ホットヨガなどなど。思い出せないものもありますが、もっとあると思います(笑)。いろいろ試しましたが、ほとんどはそのあと続かなかったです」
そんな海保さんが「今回こそは!」と、2024年1月より本格的なダイエットを開始することをInstagramで宣言。目標は1年でマイナス10㎏と設定した。
「ダイエットを宣言できたことがまず前進」と語る海保さんが次に始めたのが情報収集。テレビ番組のダイエット特集などもチェックし、モチベーションアップにつなげていった。「痩せた人のビフォアアフターを見るとやる気が出る」のだとか。
家事をしながら熱唱してエネルギーを燃焼したり、スクワット&プランクを日常に取り入れたりとダイエットに勤しむ海保さん。さらに食生活にも気を遣うようにしていった。
「常に腹7分目を意識して、胃を小さくするようにしました。また、子どもが残したものをもったいないと、自分の口に放り込んでいたのをストップ。大皿料理ではなく個別に取り分けるようにして、自分の食べている量を可視化できるようにも。さらにタマネギ麹を作ってコンソメの代わりにお料理に入れたり、発芽玄米なども取り入れたりしたほか、ミネラルや水分を積極的に摂取。加工食品は摂りすぎないようにし、食べすぎた翌日以降は、食事を野菜スープにして調節するようにしています」
食べる量を見直すだけでなく、食材などにも工夫をこらしているが、止められないものもあるようで…。
「よく子どもたちやママ友さんとファミレスで夕食をとるのですが、食後のデザートにアイスやケーキを食べていたのを今は禁止していて、それがキツイです(笑)。でも、まだつい家でお菓子をつまんでしまうことがあるので、それをキッパリ断念できたらもっと…と思います」
ジョギングやジム通いなどが功を奏し、順調に体重は落ちていくも見た目的な変化は…
その後も「水を1 リットル少しずつ飲む」「豆乳ヨーグルトをおやつに」「1日最低一万歩(足りない時は踊りながら家を練り歩く)」「ジョギング」など、さまざまなことを試し、海保さん自身も効果を実感できるようになってきた。
「筋肉に働きかける筋トレが一番効果的だなと。植物性のプロテインドリンクを飲んでタンパク質をしっかり摂って、運動をするようにしたんです。今年の3月から女性だけのサーキットトレーニングジムに通い始めたのですが、それが私には合っていました。年上の女性が多く、皆さんの頑張っている姿にいい刺激を受けています。あと、夜走るのもお腹周りに効いてとてもよかったのですが、大量の虫に襲われ肌がかぶれて現在は断念(笑)。また涼しくなったら再開したいですね」
試行錯誤のダイエットだが、半年を過ぎたあたりから少しずつ固定メニューに。そして、その後もダイエットを継続している海保さんに、現在(2024年8月時点)の状況を聞いてみた。
「夕食は20 時をすぎることもあったりと、多少ゆるくなりました。植物性のプロテインドリンクは毎日飲んでいて、ストレッチは股関節を中心に。股関節が固まると、血流も悪くなって代謝も落ちる気がするので、とにかく隙間時間も股関節を動かすようにしています。また、ジムに通うのに自転車に乗っているので、それも含めてすべていい運動になっていますね」
停滞することもあったダイエットだが、海保さんの努力の甲斐もあって、8月の時点で体重マイナス7.7㎏、体脂肪マイナス6.5%、お腹周りはマイナス5.5cmという、驚くべき結果となっている。その変化を海保さんはどう感じているのだろうか。
「まず体が軽くなりました! 歩道橋を上るのも楽になり、少し早歩きをしても息が上がるのが遅くなり、こんなに生活が違うのかと驚きました。夜に熟睡できるようになったのも実感しています。ですが、見た目的にはそんなに痩せた感じがしません(笑)。写真を見てもまだ顔もプクプクしていますし、痩せたと体感するにはもう少し時間がかかりそうです」
年内にあとマイナス3㎏は達成したいと意気込む海保さんは、サスペンションフィットネスとダンスを掛け合わせた高燃焼系空中エクササイズ・Burn Gにも興味を持っているそう。今後の展開はInstagramでの投稿を楽しみにしたい。
さて、そんな海保さんがInstagramでアップしている4コマ漫画についても気になるところ。2023年からイラストをアップしはじめ、同年8月からは4コマ漫画にも挑戦し、現在も継続中だが、どのようなきっかけで始めたのだろうか。
「知り合いの方が3人の子育てという多忙の中、凝ったイラストを毎日投稿されているのを見て、影響を受けました。そして私には、将来絵本を出版したいという夢があります。絵をたくさん描き上達して、たくさんの方にご覧いただけたらと思っています」
子どものことを漫画にする時は毎回本人に許可を得るほか、誰も傷つけない内容にするよう心掛けているそう。そんな読んでいてほっこりする、味のある4コマ漫画について周囲の反響も聞いてみた。
「自分で言うのもなんですが、周りからとても好評で(笑)。『4コマ、いいよー!』と仕事関係の方や友達に言われることもあり、一歩踏み出してみてよかったと思っています」
※ダイエットによる効果は個人差があります。記事は著者の体験によるものですべての方に当てはまるわけではありません。
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