あらゆる人を熱心な育ての親にしてしまう「たまごっち」がリアルエッグからリボーン。エコフレンドリーなデジタルペットに転生し、新たな出会いを心待ちにしているそうだ。
世界的メガヒットで知られる育成ゲーム、バンダイの「たまごっち」シリーズより、なんと本物の卵を使った新商品「Original Tamagotchi Celebration Egg(オリジナルたまごっちセレブレーションエッグ)」がお披露目された。
日本および欧米で販売予定。環境に配慮した新しいたまごっちについて、海外ユーザーからも関心と驚きの声が寄せられている。
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今度はガチな卵から?リアルエッグからデジタルペットへ
このほど話題のたまごっちの新シリーズ「Original Tamagotchi Celebration Egg(オリジナルたまごっちセレブレーションエッグ)」はひと味違う。
実はこの製品には卵を使った素材が使われている。その素材とは、卵の殻を再利用した新素材で、見ための色味や感触まで本物の卵によく似ているのだ。
捨てられる卵の殻を使ったエコフレンドリーなこの商品は、たまごっちの名とその内容にちなみ、本物の卵からデジタルペットが孵化するというユニークなコンセプトを実現した。
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進化を続けるたまごっち
小さな本体にキーチェーン付きという携帯やすさも相まって、電子ゲームでデジタルペットをお世話するという独特なアイデアは、当時すさまじい人気を呼び、のちに海外でもブームを巻き起こした。
歴史的なトレンドを生んだ初代たまごっちは、シンプルなドット絵と限られた機能のみにもかかわらず、人々にペットをかいがいしく育てて成長させる楽しさを提供した。
その後、モノクロだった画面はカラーになり、機能もより充実。さらにスマートフォンアプリとの連携などもできるようになった。
時代に合わせて環境にやさしい素材に
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今回公開されたたまごっちは、初代プログラムを引き継いでいるが、素材は時代に合わせた変貌を遂げた。
ごぞんじのとおり世界は目下、未来に向けて環境に配慮した取り組みを始めている。
そうした活動は、さまざまなな分野で実施されていて、つい先日もLEGOのように長らく親しまれてきた玩具が、プラスチック素材から再生可能素材への切り替えを発表したばかりだ。
この新たまごっちも、本体に従来のプラスチックではなく、破棄される卵の殻を利用することでサステナブルな取り組みに一歩踏み出し、その色や感触も赤玉(茶色)の卵らしくするという遊び心を付加している。
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なお発売日は来年、2025年2月8日となる。お値段は3,520円(税込)で再生紙パッケージで販売とのこと。
またメディアによると、欧米ではAmazonの限定販売で、価格は29.99ドル(約4,285円)だそう。
「本物の卵を使うとは」「昔より進化してる」の声
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・本物の卵を使うなんてこれがほんとのたまごっち!
・子供たちも自分と同じように夢中になりそう
・昔のを思い出すけど、実は進化してるんだな
・前よりカラフルになったんじゃない?本物のペットみたいに手がかかるんだよね
・お世話の仕方でいろいろ変わったたまごっちに成長するのが面白い
・環境のこと考えてることに感心した
・どんな手触りなのかとか気になるよ
本物の卵を使った「Original Tamagotchi Celebration Egg(オリジナルたまごっちセレブレーションエッグ」は、主に全国のバンダイナムコCross Storeで取り扱うそう。
詳細はバンダイナムコCross Store 公式サイトをチェックだ。
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