海や山でのレジャーで自然の脅威にさらされた経験はあるだろうか。登山が好きだという20代男性は、こんな災難に見舞われたという。

「駐車場にて登山用の靴にルンルンで履き替えていたところ、ブンブンと周りから音が聞こえて顔を上げると、オオスズメバチ3匹ほどが周囲を飛んでおりました!」

世界最強とも言われるオオスズメバチに刺されたら命の危険もある。このあと男性はどんな行動をとったのだろうか。(文:林加奈)

「合計で8匹ほど車を囲ってしまいました」

スズメバチが近づいてきたら、素早く、かつ静かにその場を立ち去るほうがいい。

「慌てて片方履き替えたまま車から離れ、ハチがいなくなるのを見計らっていたのですが、どんどん増えていき合計で8匹ほど車を囲ってしまいました……。数が少なくなった瞬間を見計らって慌てて車に乗り込み、別の駐車場に停めて車内で靴を履き替えました」

気持ちを新たに山へ出発しようと意気込んだ男性。ところが

「山登りの序盤の方でまたブンブン音がするではありませんか。後ろを振り返るとまたオオスズメバチがいたんです!とにかく山を登って撒こうとしたのですが執拗に追いかけられ、あえなく下山しました……」

毒性の高いオオスズメバチは、刺されると命を落とすケースもある。下山を決めた男性の判断は賢明だったと言えるだろう。そして男性は

「やはり夏の季節ハチが活発化しているのだなぁと感じ、落ち着くのを見計らって、乗車しました。登山は大変好きなのですが、やはり時期を見計らって登山したいと思います」

と、教訓めいた言い方で投稿を結んでいた。

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夏の登山でスズメバチの集団に追われ「あえなく下山しました……」 ある20代男性の記憶