アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、チャンピオンズリーグ(CL)におけるレアル・マドリードの強さを分析した。10日、スペイン紙『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。
現在39歳のC・ロナウドは、母国ポルトガルのスポルティングでプロデビュー。これまでマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユヴェントスとメガクラブを渡り歩いてきた。キャリアを通じて通算5度のCL制覇を経験するなど、数多くのタイトルを獲得。なかでもレアル・マドリードに在籍していた9年間では、公式戦438試合出場450ゴールをマークし、2度のラ・リーガ制覇や3連覇を含む4度のCL優勝などに貢献した。
そんなC・ロナウドが10日、自身のYouTubeチャンネル『UR・Cristiano』を更新。元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏との対談動画を投稿し、古巣レアル・マドリードの強さについて言及している。
C・ロナウドは、CL史上最多15度の優勝を誇る“白い巨人”を「プレッシャーに負けないタイプのチームだ」と分析。「CLでは運がいいと言われるが、それは運ではなく頭脳だ」とレアル・マドリードの同大会における強さの要因を説明し、「彼らはその瞬間に向けての準備ができている。ビッグチームがあそこで戦うと、プレッシャーに負けてしまうものなんだ」と語った。
また、「レアル・マドリードはサッカー史上最高のクラブだ」とコメント。8000万ポンド(約149億円)という当時の史上最高額となる移籍金で加わった日々を、「プレッシャーではあったが自分の才能を信じていた。信じていたので歴史を作るだろうと思っていた」と振り返りつつ、「それは挑戦だったし、僕は人々の誤解を証明するのが好きなんだ。マドリードではとても幸せだった」と口にしている。
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