コンビニにはいろんな客が訪れるが、働いている従業員もさまざまだ。埼玉県の40代女性は複数のコンビニで働いたことがある。
「めちゃくちゃ器でかくで優しい情の厚い女性店長のときは比較的長く働けましたが、あまり人として……の店長のときは即辞めてました」
当時20歳そこそこだったという女性は、「若かったせいもあり、自分も至らない部分もあったかもしれません」と前置きし、即行で辞めたというコンビニでの出来事を振り返った。(文:天音琴葉)
「自分がキャンペーン中と言ったらキャンペーンなんだ」
あるコンビニで女性は外国人従業員と一緒に働いていた。その従業員は言葉の壁もあり店長には従順だった。しかし女性の目から見た店長は「仕事できなさすぎ」だった。あるとき、「どう考えてもこれおかしい」と思うことを店長に指摘した。
それは、すでに終わったキャンペーンのPOPが掲示されたままだったこと。女性としては良かれと思って指摘したに違いない。ところが店長の機嫌を損ねてしまったようだ。
「『自分がキャンペーン中と言ったらキャンペーンなんだ』とわけわからないこと言って、 キャンペーンの声出ししてないといきなりキレられて」
POPには過去の日付が書かれており、店長の言葉にさぞかし驚いただろう。しかも叱責されたのは昼のピーク時で、レジが激混みだった。それなのに店長室に呼び出し、長々と説教してきたそう。
「私を怒るにしてもせめてお昼のピークが落ち着いてからにすればいいのに、器が小さいのか周りが見えてないのか」
昼ごはんを持ってレジに並んでいた客も途方に暮れていただろう。
女性はその店について、「上がやばいと従業員も続かない典型的な例かなと」とコメント。まともな日本人店員は続かず、外国人ばかりが働いていたという。
早々と辞めていく日本人を見て、外国人も「ここはやばい」と気づいていたのではないだろうか。
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