日本科学未来館の常設展示「インターネット物理モデル」が、X(Twitter)で話題です。細かい理屈はさておいて、「情報」を表すボールの転がる様子が見ていて気持ち良い……!
インターネット物理モデルは、ネット上で情報が伝わる仕組みを視覚化した、巨大なピンボールマシンのような展示。「0」と「1」の2進数の信号を、白と黒のボールで表現しています。
利用者は送信先やメッセージなどを複数のボールに置き換え、送信機に投入。ボールはレールを転がると、点在する立体駐車場風の装置でチェックにかけられます。
ルーターの機能を表すこの装置は、情報の行き先を確認して別のレールやルーターへ伝達。この繰り返しで、世界に分散しているシステムが連結して情報を届ける、インターネットの仕組みを表現しているのです。
以前からある展示ですが、日本科学未来館の公式Xが動画で紹介したことで、あらためて話題に。「萌える」「音が良い」「毎回行くたびに楽しみにしています。仕組みは知っているはずなのにわくわくどきどき」と好評を博しています。
ただ残念なことに、インターネット物理モデルは新展示の工事に伴い、2025年1月に公開が終了されます。同年4月からは、「量子コンピュータ」と「宇宙と素粒子」の展示が始まる予定です。
画像は日本科学未来館公式Xより引用
コメント