ベーカリーなどで商品を選びながらトングを「カチカチ」と鳴らす行為を、自動化した発明品「トングでパンを威嚇する装置」が、ニコニコ動画に投稿され視聴者に困惑をもたらしています。
珍奇な発明品を生み出したのは、動画投稿者の由井河あきらさん。トングをカチカチ鳴らすとパンがビビって震える装置の仕組みを思いつき、実際に作ってみることにしました。
まずは「カチカチ音だけに反応するスイッチ」を作成。GoogleのTeachable Machineを活用し、トングの音を機械学習にかけて覚えさせます。
その後は「カチカチ音におびえて震えるパン」を用意するのみ。パンのぬいぐるみにモーターを仕込み、スマホがカチカチ音を拾うとマイコンボードが動作する仕組みを作り上げました。
●トングの音におびえて震えるパンが完成
そうして完成したのは「トングをカチカチ鳴らすとパンがおびえる」というシステム。実際にパンの近くでトングをカチカチと鳴らすと、パンはブルブルと震え上がっています。なんだかパンがかわいそうに思えてきた……。
終始何を言っているのかよく分からない動画に、視聴者からは「なるほどわからん」「理解が追いつかない」「パンがかわいそう」「こういうことするやつは絶対そのうち本物のパンでやるぞ」「本物でやったから何だよ」などと、困惑するコメントが寄せられています。
由井河さんはほかにも、バナナに俳句を詠ませ、共通テストに挑戦させ、さらには絵を描かせるなど、ユニークな実験に勤しんでいます。
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