日清食品は9月16日、カップヌードルにまつわる思い出をパッケージデザインに採用した限定商品を発売する。思い出は15~89歳の男女1640人から、1560件のエピソードが集まった。生成AIを活用し、集まったエピソードを分析したという。
同社は「消費者がカップヌードルを食べて『ウマい!』と感じられた瞬間には、さまざまな思い出が詰まっているのではないか」と仮定し、エピソードを募集した。その結果、家族や友人とのエピソードや、アウトドアや学校でのエピソードなど、カップヌードルにまつわる“エモい”思い出=エモい出が多数寄せられたという。
「フェリーのデッキで一緒に食べた父との夜食が大好きでした」「社内中が夜食の虜になった」など「集まったエピソードから100種類のエモい出を選出し、カップヌードルのパッケージに採用。限定商品として販売する。
エピソードの傾向を分析するため、同社は生成AIを活用している。お湯を注ぐだけで調理できるという簡便性から孤食のイメージが強いカップヌードルだが、身近な人と一緒にカップヌードルを食べる人が多いことや、時代の変遷とともにカップヌードルを食べるシーンが拡大していることが分かったという。
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