秋雨前線南下 東北や北陸で大雨に 土砂災害などに注意・警戒を
低気圧が千島近海にあり、東北東へ進んでいます。寒冷前線が東北地方にのびており、東北南部から北陸に発達した雨雲がかかっています。12時までに新潟県長岡市の寺泊で43.0mm/h、新潟県阿賀町の津川で21.5mm/h、石川県輪島市で16.0mm/hの雨を観測しており、12時現在、能登半島の輪島市と珠洲市に土砂災害警戒情報が発表されているほか、新潟県でも大雨警報が発表されている地域があります。
前線は、きょう15日の夜遅くにかけて東北や北陸を南下する見込みです。前線に向かい、台風13号の周辺や高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の非常に不安定な状態が続く見通しです。
東北や北陸ではこのあとも1時間に50mm以上のバケツをひっくり返したような非常に激しい雨が降るおそれがあります。
これまでの雨で地盤の緩んでいる所や河川の水位が上がっている所があります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風にも注意が必要です。
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