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 まもなく発売のiPhone 16シリーズ。価格に色、新機能やこれまでのモデルとの違いなど、読者の皆さんが気になるポイントを5分でわかるようまとめました! 下の目次から気になる項目をチェックしてください!


【ラインナップ】今年のiPhone 16シリーズは4モデル構成! 15と同じです!

 今年のiPhone 16シリーズは、14や15と同じ4モデル構成! ストレージの容量も実は同じです。ただし、iPhone 16 Proは若干ですが、画面が大きくなってますよ!

iPhone 16(6.1インチ):128GB/256GB/512GB
iPhone 16 Plus(6.7インチ):128GB/256GB/512GB
iPhone 16 Pro(6.3インチ):128GB/256GB/512GB/1TB
iPhone 16 Pro Max(6.9インチ):256GB/512GB/1TB

【価格】iPhone 16は12万4800円、16 Proは15万9800円 お値段も実は15と同じ!

 気になるお値段……実はこれもiPhone 15と同じです!

 実はアメリカでの価格も値上げなしなのですが、この1年の間に円安と円高が進んで、気づけば1ドル=約140円台と去年の秋と同じ水準なので、1周回って同じ価格に落ち着いたというわけですね。

 価格は同じでも、iPhone 16の方は特に機能アップが多いので、お買得感大有りです! 以下の表はApple Storeでの価格で、キャリアでの価格を知りたい人は、その下のリンクをクリックしてください。

iPhone 16のApple Store&4大キャリアでの価格を一覧掲載! キャリアの実質価格の仕組みも解説

【色】iPhone 16のビビッドな色がイイですよねー! 16 Proにはデザートチタニウム

 Proではない標準モデルは、カラフルさも魅力の1つですが、iPhone 16でもやってくれました!

 淡めな感じの色が特徴だったiPhone 15から一転、ビビットな感じの魅力的な色が揃ってます。

 カラー名は上の写真の左から、ブラック、ホワイト、ピンク、ティール、ウルトラマリンの順。15にはなかったシンプルなホワイトもいいし、ピンクはちょっと派手めだけど、これもいいですよね。

 ティールは「鴨の羽の色」の意味で、青と緑の間の色。新しい響きで◎です。

 続いてiPhone 16 Proはブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ナチュラルチタニウムデザートチタニウムの4色。iPhone 15 Proのブルーチタニウムに代わって、デザートチタニウムが登場です。

 新色に人気が集まりそうですが、チタンの魅力をそのまま活かしたナチュラルチタニウムや精悍さが売りのブラックチタニウムも気になるところで、選ぶのが大変そう!

【iPhone 16の新機能】

チップが最新のA18に! Apple Intelligenceも利用可!

 14/15とこの2年の標準モデルのiPhoneは、Proモデルと比べると、1世代古いチップ(パソコンのCPUのようなもの)を搭載していましたが、iPhone 16では最新のA18を搭載しています!

 A18の搭載で、アップルはiPhone 15と比べたときに30%高速だと言っていますが、もっと便利なのがアップル独自のAI「Apple Intelligence」に対応したことですね。

 iPhone 15はApple Intelligenceに非対応でガッカリしたという人も多いはずなので、これはうれしい進化です。

 あとA18で省電力になったことで、バッテリー駆動時間の延びもアピールされています。動画の連続再生がiPhone 15が20時間だったのに、iPhone 16では22時間と2時間延びました。この点も注目ですね。

カメラ部分のデザインが変更! 縦に2つ並ぶように

 見た目での大きな変化が、このカメラ部分! iPhone 12以来でカメラが縦に並ぶようになりました。

 Apple Vision Pro用の空間ビデオの撮影を可能にするため、この並びにしたようですが、難しい話は別にして、スッキリしていいですよね。なお、画素数のスペックはメインのカメラが4800万画素、超広角カメラが1200万画素で、iPhone 15から変わっていません。

アクションボタンとカメラコントロールの2つが追加

 外観の違いはボタンが2つ追加されたこと!

 まずアクションボタンは、iPhone 15 Proでもあったもので、左側面の音量ボタンの上。消音モードに切り替えたり、カメラを起動したり、懐中電灯をオンにしたりと、何をするかユーザーが設定できるボタンです。

 カメラコントロールはiPhone 16/16 Proの両方で新登場のボタン! タップしてシャッターを切ったり、横にスワイプしてズームを変更したり、フォーカスを固定したりと、カメラをさらに便利に使えそうなので注目の新しい機能です!

 なお、ちょっと期待した人もいるかもですが、このカメラコントロールに指紋センサー(Touch ID)は入ってません! 少し残念!?

【iPhone 16 Proの新機能】

画面が大型化! でも本体サイズはそこまで変わらない!?

 iPhone 15 Proからの最大の進化点が画面サイズが大きくなったこと!

 通常のProが6.1インチから6.3インチ、Pro Maxが6.7インチから6.9インチになりました。ただし、その分だけ本体が丸々大きくなったのではなく、画面の額縁部分も細くなっているので、横幅は0.9mmの拡大です。

 これがどのくらいの感じなのかは実際に手にしないとわかりにくいかもですが、画面が大きくなると映像やSNSを見るときも全然違ってくるのでプラスポイントですよね。あとは、iPhone 16でも説明したカメラコントロールが追加されています!

A18 Proを搭載 iPhone 16のA18よりさらに高性能

 つづいて、メインのチップもiPhone 16用のA18とは違いがあるA18 Proを搭載しています。グラフィックがさらに高性能なほか、USBも高速なので、動画データのコピーに効果がありそうです。

iPhone 16 Proのカメラ性能が強化! お買得なのはこれ!?

 iPhone 16 Proで望遠カメラの性能がアップしました。15ではPro Maxのみだったテトラプリズム方式と呼ばれる5倍の望遠レンズがiPhone 16 Proにも搭載。それでも価格は値上がりしてないので、今年はiPhone 16 Proがお買い得感高めです。

 そのほか、超広角カメラが1200万画素から4800万画素になり、メインのカメラも画素数事態は4800万画素で変わらないものの世代が新しくなっているらしく、RAW撮影時などに高速化しているとか。普通のユーザーではわかりにくいかもですが、確実に性能はアップしているということ! なんです。

 このほかにも4K/120FPSのスローモーション撮影や、4つの高音質マイク搭載による録音など、プロ向けの機能もさらに強化です。

 iPhone 15より前のモデルとの比較など、さらに詳しい違いを知りたい人は以下の記事も見てください!

iPhone 16/iPhone 16 Proと過去のほぼ全部のiPhoneを詳細表でスペック比較!

【予約】iPhone 16 Proはすでに品薄気味で入手は10月!? 16は比較的購入しやすそう

 発売日に入手したいという人だと気になる予約方法。

 まずは、Apple Storeでの単体購入の場合。自分でSIMを差し替えられるという人なら、お値段的にもオトクなのですが(古いiPhoneの下取りや金利0%の36回払いも可能です!)、iPhone 16 Pro/16 Pro Maxは人気集中で、すでに発売日での入手は困難……今からの注文では10月の到着になりそうです。

 でも実際の到着は前倒しされる可能性もあるので、とりあえず注文しておくのは1つの手です(実際に配送されるまではキャンセル可能)。

 一方、iPhone 16/16 Plusは9月16日現在では、まだ発売日での配送も可能。比較的入手しやすいようです。

 キャリアで予約するという人は、各社のオンラインショップや店頭で!

NTTドコモ
au
ソフトバンク
楽天モバイル

5分でわかるiPhone 16/16 Proまとめ 価格に色、予約、15との違いを全部紹介!