今年の中秋節(9月17日)は、帰省よりも海外旅行を選ぶ韓国人が少なくありません。連休中の仁川国際空港の旅客取扱量は過去最高を記録する見込みです。
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)財経チャンネルによると、連休初日、仁川国際空港第1ターミナルの出発ロビーには大勢の旅行客が押し寄せ、カウンタースタッフが忙しく対応していました。仁川国際空港によると、連休中の空港の旅客取扱量は延べ120万人を超え、中秋節期間中の旅客数としてはこれまでの最高記録を更新する見込みです。
仁川国際空港の最近の調査によると、回答者の11.2%が休暇中に海外旅行を計画しているとのことです。韓国の多くの旅行会社は、今年の中秋節連休の海外旅行の予約率は夏の旅行シーズンより2割ほど高いと明らかにしています。ただ、物価上昇とウォン安のダブルパンチで、中短距離の旅行の人気が高まっているということです。
韓国の複数の旅行会社のまとめによると、今年の中秋節連休期間中は中国へのパッケージ旅行の予約の伸びが著しく、昨年同期に比べ、最大170%の増加ということで、中国は韓国人にとって3番目の人気海外旅行先となっています。韓国の旅行業界によると、中国への旅行のピークは通常は第3四半期で、10月初めには複数の祝日があることから、中国旅行のブームは引き続き高まる見通しだということです。(提供/CRI)
コメント