HJホールディングスは、動画配信サービス「Hulu」が、外部サービスから流出したIDなどを使ったリスト型攻撃を受け、296件のアカウント(解約済み含む)で不正ログインがあったと発表した。対象ユーザーにはメールでパスワード変更を依頼している。
不正ログインは9月11日に発生。被害にあったユーザは、氏名や生年月日、性別、設定している支払い方法、都度課金コンテンツの購入履歴などを閲覧されたり、自分のアカウントを使って動画を閲覧されたり、視聴履歴を見られた可能性がある。
支払い情報の詳細は保持していないため、閲覧されただけでは被害は生じないとしている。
同社は対策として、不正アクセスのあったIPアドレスからのアクセスを制限した他、不正ログインされたアカウントのパスワードを強制リセットした。
対象ユーザーには「[重要]Hulu 不正アクセス検知によるパスワード強制リセット実施のお知らせ」の件名でメールを送信。パスワードを再設定を依頼している。
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